断食後の回復食の痩せるメニューとは
ここまで、回復食で抑えておくべきポイントを紹介してきました。それでは、断食でダイエットを成功させるには、回復食は具体的に何を食べればいいのでしょうか。今回は、断食の期間が1日の時の回復食を紹介していきます。
<1日目の回復食メニュー>
朝食 : お粥、お味噌汁 昼食 : お粥、サラダ、豆乳 夕食 : お粥、サラダ、豆腐、豆乳
お粥は水を多めにして作ります。お粥の量は、お茶碗に半分程度にしておきましょう。お味噌汁やサラダには、わかめなどの海藻類を入れることで、食物繊維をしっかり補うことができます。野菜を中心に食べるように意識しましょう。
また、豆乳にはタンパク質が豊富に含まれています。回復期間の大切なタンパク質源なので、食事と一緒に、コップ1杯の豆乳を飲むようにしましょう。野菜はよく噛んでから飲み込むことで、スムーズに消化することができます。
<2日目の回復食メニュー>
朝食 : お粥、お味噌汁 昼食 : お粥、サラダ、豆乳、野菜ジュース 夕食 : ご飯、納豆、サラダ、スクランブルエッグ、豆乳
2日目の夕食には、お粥でなく普通に炊いたご飯を食べてもOKです。量はお茶碗半分?2/3くらいにしましょう。野菜ジュースなども取り入れると、胃腸に負担をかけず、ビタミンやミネラルを補うこともできます。
<3日目の回復食メニュー>
朝食 : ご飯、お味噌汁 昼食 : ご飯、サラダ、納豆、野菜ジュース 夕食 : ご飯、サラダ、ふかし芋、ゆで卵、豆乳
3日目は、毎食普通に炊いたご飯を食べても大丈夫です。胃腸も慣れてきた頃なので、固形物も増やしていきましょう。ご飯の量も、お茶碗に軽く1杯は食べても大丈夫です。
<4日目以降の回復食メニュー>
4日目以降は、何を食べても問題ありません。ただし、回復食の期間が終わったからといって、好き放題食べていては身体に負担がかかりますし、リバウンドしてしまいます。大事なことは、断食をきっかけに食べるものについて見直してみること。量を考えながらも、身体のための食事を心がけていきましょう。
断食期間に合わせて回復食の期間を長くすること
断食の期間が長くなると、それだけ回復食を食べる期間を長くしなければなりません。今回紹介したのは、断食の期間が1日の場合のメニューだ、ということを覚えておいてください。
断食を2日行った場合は、この倍の期間、回復食を続けましょう。面倒だからと適当に済ませてしまうとダイエット効果が得られないばかりか体調を崩す要因にもなってしまうので、注意してくださいね。
正しい回復食で断食ダイエット成功!
今回は、断食成功の鍵を握る回復食について紹介してきました。回復食は、胃腸への負担を少なくしたり、断食後のリバウンドを防ぐ効果があります。断食後に正しい食事を行わないと、せっかくの断食が失敗に終わってしまうので注意してくださいね。回復食で何を食べるかを考えておき、計画的に断食を行いましょう。
text:中野卓
大学では栄養学、大学院では運動生理学を専攻。現在はスポーツ科学の研究に携わる。プライベートでは筋トレが日課。ダイエットやトレーニングに関する情報を発信していく。
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