4、目的に合ったトレーニングを実施せよ「特異性の原則」
トレーニングには様々な種類があります。例えば、持久力を高めたい場合は、ひたすら走り込んだり、インターバルトレーニングと言われるトレーニングを行ったりします。
一方、筋肉を大きくしたい場合は筋トレを行います。筋肥大のトレーニングとしては、MAXの80%くらいの重量で10回持ち上げる、というトレーニングを行います。
筋肉が発揮できるパワーを高めたい場合は、軽い重量を扱いながら、瞬発的な動作を全力で行ったり、高重量低レップのトレーニングを行います。
このように、目的によってトレーニングの内容は変わってきます。まずは、あなたが何を目的としてトレーニングを行うのかを明確にしましょう。そうすればどのようなトレーニングを行えばよいのかが分かります。
多くの方は、体を引き締めるためにトレーニングを行っていると思います。そうした場合は、ある程度筋肉をつけ、脂肪を減らす必要があるので、筋肉を大きくするようなトレーニングを行いながら、脂肪を減らすために、ランニングなどの持久的トレーニングを行う必要があります。
5、バランスを意識せよ「全面性の原則」
全面性の原則は、全身をバランスよく鍛えるべきだという原則です。足を細く見せたいから足ばかりを鍛える、腰回りを細く見せたいから腹筋ばかり行う、という鍛え方はよくない、ということです。
全身をバランスよく鍛えることで、綺麗な体型に見せることができます。どこか1つの部分だけ鍛えすぎていると、バランスが悪く見えてしまいます。
下半身ばかり鍛えていた、という方は上半身のトレーニングも取り入れるようにしましょう。
6、トレーニング内容は人それぞれ「個別性の原則」
個別性の原則は、人それぞれトレーニングの内容は異なるという原則です。
運動が得意な人がいれば、苦手な人もいます。筋肉がしっかり付いている人もいればそうでない人もいます。また、筋肉を大きくするためにトレーニングを行っている人もいれば、脂肪を減らすことを目的としている人もいますよね。
このように、トレーニングを行う人も目的もバラバラなのです。そのため、トレーニングは人それぞれで異なってきます。
有名人が行ったトレーニングを取り入れたい気持ちも分かりますが、そのトレーニングがあなたの目的や運動能力とズレている可能性もあります。すると、思ったような効果を得ることができません。まずは、自分が行うべきトレーニングをしっかり行うようにしましょう。
7、意識してトレーニングせよ「意識性の原則」
最後に紹介するのは、意識性の原則です。この原則は、トレーニングに集中し、意識すべきことを意識しないと、効果を最大限に得られない、という原則です。
ジムなどでスマートホンを眺めながらトレーニングを行っている方を見かけますが、これは言語道断です。
トレーニングを行う際は、トレーニング中に正しい姿勢や正しいフォームでトレーニングを行えているか、鍛えるべき筋肉を使い、無駄な力は入っていないか、といったことを意識しなければ、最大限に効果を得ることはできません。
トレーニングを行わないよりはマシですが、せっかくトレーニングを行うなら、その時間は自分のトレーニングに集中しましょう。
トレーニングの7原則で筋トレ効率を上げよう!
今回は、トレーニング効果を高めるための「トレーニングの7原則」について紹介してきました。トレーニング効果がなかなか得られず伸び悩んでいた、という方は、今回紹介した内のどれかに思い当たるものがあったのでは?これからトレーニングを始めるという方も、今回紹介した「トレーニングの7原則」を意識して、トレーニング効果を最大限に引き出していきましょう!
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