「ルーの法則」からトレーニングを考える
ここまで「ルーの法則」について紹介してきました。簡単におさらいすると、「ルーの法則」は、使った筋肉は大きくなり、使わなかった筋肉は萎縮し、過度に使った筋肉も萎縮する、というものです。さて、これら3つの法則から、トレーニングについて考えてみましょう。
・鍛えたい筋肉を意識することが大事
「ルーの法則」では、使った筋肉は大きくなるとされています。目標とした筋肉をしっかり大きくしたいなら、その筋肉を意識してトレーニングに取り組まむようにしましょう。
毎日トレーニングを行っているのに、筋肉が大きくならない、引き締まってこない、という場合は、筋肉が肥大するのに十分な負荷をかけられていない場合もあります。10〜20回行ったらそれ以上上げられない、というくらいの負荷でトレーニングを行うのが効果的です。
・トレーニングは半永久的に継続しよう
トレーニングをして引き締まった体を手に入れることができても、トレーニングを中止すると筋肉が落ちていってしまいます。これは、「ルーの法則」2つ目の不活動性萎縮の法則で説明できます。
メリハリのある体を維持したいなら、トレーニングは半永久的に続けていかなくてはいけません。辞めた瞬間に元に戻る、太ってしまうということはありませんが、刺激を与えなければ筋肉は弱くなっていきます。せっかく頑張った筋肉がなくなってしまうのは、何だかもったいないですよね。
筋肥大を狙うトレーニング内容でなくても良いので、トレーニングを日常に組み込み、長く続けていきましょう。特に下半身を鍛え、軸を安定させることは、健康的に生きていく上でも役に立ちます。
・頑張り過ぎず、休息日をつくる
「ルーの法則」の3番目の法則から考えると、筋肉を大きくするにはトレーニングも重要ですが、十分な休息や栄養補給も必要であることが分かります。
トレーニングを毎日2時間以上行っていたり、疲労がとれないままトレーニングを繰り返しているなら、効率が落ちている可能性があります。トレーニングを頑張っているのに成果が出ない方は、休養の方法を見直してみましょう。
筋肉は、トレーニング、食事、休息の3つが合わさって成長します。どれか一つでも欠けると筋肉は成長しにくい、ということを覚えておきましょう。
「ルーの法則」で効果的なトレーニングを!
今回は、トレーニングをするなら知っておきたい「ルーの法則」について紹介してきました。この法則は、現代のトレーニング科学を支える重要な法則となっています。トレーニングを行っても成果が出ない、という方はこの法則を元に、いつものトレーニングを見直してみましょう。
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