ダイエットに向いているのは米麹から作った甘酒
勘が鋭い方はお気づきかもしれませんが、飲む点滴と言われダイエットに適しているのは米麹から作った甘酒です。甘味がブドウ糖から作られており他の飲み物に比べてお腹を膨らませることができるのです。ちなみに酒蔵の方の肌が綺麗なのをご存知かと思いますが、酒麹から作った甘酒には美肌効果があります。
米麹から作った市販甘酒のメーカー別カロリー
ここからはダイエットに適している米麹から作った甘酒に絞ってご説明します。いちばんに気になるのは市販されているどのメーカーの甘酒を買うべきか?ですよね。味の好みもありますが、カロリーが最も気になりますよね。スーパーやコンビニで見かけるメーカー別の市販の甘酒のカロリーを見てみましょう。
- マルコメ プラス糀 糀甘酒 93キロカロリー(125ml)
- マルコメ プラス糀 甘酒生姜ブレンド 78キロカロリー(125ml)
- マルコメ プラス糀 甘酒豆乳ブレンド 82キロカロリー(125ml)
- メロディアン 米糀甘酒 113キロカロリー(95g)
- 伊藤園 健やか糀甘酒 65キロカロリー(85g)
- 八海山 乳酸発酵の麹あまさけ106キロカロリー(118g)
上記は米麹のみで作った甘酒ですが、市販されている甘酒のなかには酒麹がブレンドされている商品があるため、車や自転車を運転される方や妊娠されている方などは注意が必要です。ノンアルコールを望むなら必ずパッケージを見てアルコールが入っていないか確認してください。
甘酒は効果ない?!米麹の甘酒で太る理由
米麹の甘酒を飲んだことで太ったという記事を見かけますが、彼女たちが太った理由についてご説明します。
- 飲み過ぎ
- 飲むタイミングが違う
- 栄養バランスを考えていない(糖質に偏っていた)
ダイエット上級者の方ならお気づきだと思いますが、甘酒の原材料はお米、炭水化物ですよね。発酵食品だからお通じにいいし、酵素が糖質を分解してくれると思ってちょこちょこ飲んでいたら、炭水化物の過剰摂取によって太るのは目に見えています。見方を変えるとお米をいつも食べている感じになりますよ。ちなみに、原材料である白米のGI値(血糖値の上昇率)は84と高GI値食品、ちょこちょこ飲むことで常に血糖値が高い状態、太る原因ですよね。
また、食事を摂ると血糖値が上昇するのをご存知の方は、食事の際、血糖値が緩やかに上昇する食物繊維などを先に食べていると思います。食前に高GI値の甘酒を飲んでしまったら血糖値が一気に上がって、その食べ順ダイエットは意味がなくなります。
さらに炭水化物を寝る前に飲んでしまったらどうなるか?!眠っている間でも身体は活動していますが、最低限のエネルギーしか要りません。余ったエネルギーはどんどん蓄えられ気づかないうちに太ることになります。
重ねてお伝えしますが、甘酒は炭水化物(糖質)なので置き換えダイエットとして行っても栄養バランスが偏ります。確かに置き換えダイエットをして食べる量を少なくすれば体重は減りますが、体内は糖質が多めでバランスが悪い、ダイエットを止めたとたんリバウンドします。
最後に
甘酒は美容と健康に良い飲み物ですが、カロリーは高いし炭水化物です。摂り方を間違えると太る原因を作ります。甘酒でダイエット効果を得たいなら甘酒を炭水化物とみなし、1日の食事のバランスを見てトータルで考えなくてはなりません。食事の際に米麹の甘酒を取り入れる場合はデザートとして飲むようにしましょう。
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