5合目・6合目
5合目・6合目は更に大きな岩がゴロゴロとした道となっていきます。
ひと足ごとに高度が増していくのが感じられ、眺望もはるかに良くなり、振り返るとオンネトーを見渡すことができます。
足場も悪く、やや厳しめの登りが続きますが、樹海のなかで青色に輝くオンネトーや北海道らしい雄大な眺めを楽しみながら、一気に登り進めていきましょう♪
7合目・8合目
7合目・8合目は、火山の素肌が現れた火山れきの急な登りとなります。
ゴツゴツとした大きな岩があちらこちらに転がっていて、壮大な眺めの中を歩いて行けます。
足元に転がっている岩や石には、丁寧に矢印やマーキングが施されているので、迷わないようにしかっり追っていきましょう!
マーキングや登山道から外れてしまうと、急な岩場が続いたり、足場が脆いところもあるので、注意が必要です。
きつい登りが続くところですが、振り返っても前を見ても、活火山らしい感動的な景色が広がっているので、最後のひと踏ん張りです!
9合目
9合目の道標を過ぎると、火口を眼下に見下ろせる外輪山に到着します。
ロープのすぐ横には直径約1.1kmにも及ぶ火口が広がっていて、もくもくと噴煙をあげていて迫力満点です。
右を見ても左を見ても活火山の様子が感じられる衝撃的な景色で、これまでの疲れも一気に吹っ飛びます。
ここまで来れば山頂は目前。大迫力の火口を楽しみながら登っていきましょう!
山頂
火口に沿って登り進めていくと、すぐに標高1,499mの雌阿寒岳山頂に到着します!
見渡す限り活火山らしい荒涼とした景色が広がっていて、轟音と共に噴気の立ち上る様子が常に見られ、大地のエネルギーを間近で感じることができます。
道標の奥には阿寒富士へと続く縦走路も続いており、火口付近とはまた違った美しい景色を楽しめます。
壮大な景色を楽しみながらゆっくりと休憩したいところですが、山頂付近は地形等の影響により防災無線放送(サイレン)が聞こえません。
火口から近いこともあるので長時間の滞在は避け、迫力満点の景色を堪能して少し休憩をしたら、速やかに下山(通過)しましょう!
おわりに
活火山の凄まじさが感じられる迫力満点の火口や、北海道三大秘湖のオンネトーを一望できる、雌阿寒岳のご紹介はいかがだったでしょうか?
登山初心者でも比較的気軽にチャレンジすることができ、わずか2時間半ほどの歩行で大地のエネルギーを間近に感じることができる壮大な景色と出会えます。
北海道の山々の中でも人気が高いオススメの山なので、ぜひ雌阿寒岳登山に挑戦してみて下さいね!
提供・トリップノート
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