イタリア・ベネチアのサンマルコ広場にある名所「カフェ・フローリアン」は、「世界最古のカフェ」「カフェラテの発祥地」としても有名です。お店や料理はどうなっているのか?その様子を紹介します!
カフェ・フローリアン(Caffè Florian)とは
カフェ・フローリアンは、イタリアのベネチアに存在する世界最古のカフェです。カフェ・ラテ(Caffè Latte)の発祥地としても有名です。
世界最古のカフェと言われる歴史
カフェ・フローリアンは、1720年12月29日にオーナーの Floriano Francesconi が「Alla Venezia Trionfante」という店名でベネチアにてオープンしたコーヒーハウスです。
しかし常連達がお店のことをオーナーの愛称である「フローリアン(Florian)」と呼ぶようになったため、現在では「カフェ・フローリアン」として認知されています。
世界最古の飲食店は世界に複数存在しますが、カフェ・フローリアンは開業から現在まで継続的に営業しているコーヒーハウス(カフェ)として世界最古だと考えられています。
カフェ・フローリアンの外観
サンマルコ広場に連なるアーケードの一角にあるカフェ・フローリアン。アーケードの廊下のデザインもさることながら、なんとも味のある外観です。
サンマルコ広場のテラス席
世界で最も美しい広場とも言われるベネチアの名所「サンマルコ広場」には、カフェ・フローリアンの屋外テーブルが設置されており、そこで飲食することも可能です。
カフェ・フローリアンの中の様子
エントランス
入店するやいなや、タキシードに身を包んだウェイターがドアを支えてくれます。気品のあるホテルにでも来たのかといった雰囲気です。
ホール
こじんまりした店内では観光客が目立ちます。カフェ・フローリアンの内装やウェイターがあまりにもキマっているので、普段着の観光客がなんとなく浮いて見えます。
美しい装飾
天井や壁の細部に至るまで修飾が施されています。カフェというかもはや宮殿です。
トイレですら品がある
2階のトイレには最新式の水道蛇口が設置されていました。トイレの前にはフローリアンブランドの香水が置かれており、抜かりがない印象です。
バーエリア
ホールの裏にはバーとキッチンがあるようで、店員さんたちがテキパキと働いていました。