お風呂や玄関の掃除にも大活躍

まず、オキシクリーンを使った「オキシ漬け」は40度~60度のお湯で溶かすところから始めます。

お湯に、キャップで計量したオキシクリーンを入れて、かき混ぜて使います。目安はお湯4リットルに対してキャップ(付属のスプーン)1杯のオキシクリーンです。

また、この他にも、お部屋の床や壁、トイレのタンク掃除や自動車のタイヤ痕などに使っている人もいるようです。

お風呂掃除に使う

お風呂掃除は、床をゴシゴシ擦り洗いしたり、バスタブにかがみこんで磨き上げたりと意外にハードな作業ですよね。

また、シャンプーやコンディショナーなどのボトルの底やバス用チェアの裏面、シャワーホースなど、密かに汚れが溜まりやすい部分も多いため、いろいろな部分に気を配る必要がありますね。

そのような掃除が大変なバスルームも「オキシ漬け」で簡単にサッパリと汚れを落とすことができるようです。

例えばバスルームの床の排水口部分にフタをして、オキシクリーンの粉末をパラパラと振りかけ、シャワーでお湯をかけるだけ。

排水口を閉じているためお湯が溜まり、シャワーの勢いでもこもこと泡が立ちます。ある程度お湯を溜めたところでシャワーを止めて放置するだけで、キレイさっぱりの床になるでしょう。

また、バスタブにオキシクリーンを入れてお湯を溜め、あふれ出させれば、オキシクリーン溶液(オキシ液)がバスタブから床全体に効率良く行き渡るでしょう。

バスタブの中にはシャンプーボトルや風呂桶、バス用チェアなどを入れておけば、まとめてつけ置き洗いができますね。

タイルの目地などの細かな部分の汚れには、オキシクリーン3杯を少量のお湯で溶いたペースト状の濃い溶液を使って擦り洗いをすると良いそうです。

汚れに溶液を付けたら擦り洗いをし、そのまま5~30分程置いてから洗い流します。

玄関掃除に使う

玄関掃除では大きめの汚れを拭いた後、オキシクリーン溶液(オキシ液)を直接床の汚れ部分に付けて、10分程度置いた後、布で拭き掃除もしくはすすぎます。

お湯100ミリリットルに対してオキシクリーンは1/8杯が目安です。ブラシなどで汚れを擦り落としても良いでしょう。

ポイントは、汚れに付けたオキシクリーン溶液(オキシ液)が乾き切らないようにすること。広い範囲を掃除したい場合には、細かく範囲を区切って少しずつ掃除していく方法がおすすめです。

カーペット掃除に使う

カーペットに食べこぼしなどのシミができた際にもオキシクリーンで対応できるそうです。

カーペットの汚れ部分にオキシクリーン溶液(オキシ液)を湿らせて、5分程度置いておきます。その後、布で叩くように拭き取ると汚れを落とせるでしょう。

カーペットにオキシクリーン溶液(オキシ液)を湿らせる時には、その下にも布を敷いておくと床に直接溶液が触れず、落ちた汚れが下の布に移りやすくなるのでおすすめです。

カーペットに食べこぼしなどのシミができた際にもオキシクリーンで対応できるそうです。

カーペットの汚れ部分にオキシクリーン溶液(オキシ液)を湿らせて、5分程度置いておきます。その後、布で叩くように拭き取ると汚れを落とせるでしょう。

カーペットにオキシクリーン溶液(オキシ液)を湿らせる時には、その下にも布を敷いておくと床に直接溶液が触れず、落ちた汚れが下の布に移りやすくなるのでおすすめです。

オキシクリーン以外の、おすすめ酸素系漂白剤

オキシクリーンによって酸素系漂白剤が注目されましたが、これまでにも酸素系漂白剤は販売されていました。オキシクリーン以外の商品の中にも人気の高い酸素系漂白剤はありますので要チェックです。

おすすめの液体酸素系漂白剤

液体タイプの酸素系漂白剤は、粉末タイプと比較して漂白力は弱めですが、ウールやシルク素材にも使えるので便利です。

液体タイプで人気の酸素系漂白剤としては、花王「ワイドハイター」シリーズの液体タイプや、ライオン「ブライトW」のジェルタイプなどがあります。

洗濯機の中でも溶けやすく、お湯に溶かす手間がいらないのは助かりますね。ジェルタイプならつけ置きしたい時に、狙った汚れにフィットさせ成分がじっくりと浸透しそうです。

おすすめの粉末酸素系漂白剤

粉末タイプでアルカリ性の酸素系漂白剤は、多数のメーカーから販売されています。

人気の酸素系漂白剤としては、花王「ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ」、太陽油脂「パックス 酸素系漂白剤」、ミヨシ石鹸「暮らしの過炭酸ナトリウム」、シャボン玉石けん「シャボン玉 酸素系漂白剤」などがあります。

花王「ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ」は、汗や皮脂による黄ばみを取るリセット洗いに向いていると言えます。

太陽油脂「パックス酸素系漂白剤」は、まな板や食器、布巾などのキッチン周りの消臭・除菌にも効果があると人気のようです。

においが少ないため、赤ちゃんの肌着やおむつ、子どもの衣類の漂白などにも良いでしょう。

ミヨシ石鹸「暮らしの過炭酸ナトリウム」は、洗濯槽やキッチン周りの掃除などでの活用がおすすめとされています。

シャボン玉石けん「シャボン玉 酸素系漂白剤」は、無添加にこだわるシャボン玉石けんらしい、成分は過炭酸ナトリウムだけのナチュラルクリーニンググッズとして人気のようです。

洗濯洗剤と混ぜて部屋干しのにおい対策にしたり、キッチン周りの漂白や除菌、ガラスや陶器の汚れ落としにも愛用したりする人が多いようです。

「オキシ漬け」をする際の注意点は?

オキシクリーンをはじめとした酸素系漂白剤は、塩素系と比べて環境にも優しく安全性の高い漂白剤と言えるでしょう。

ただし、使い方を間違えると肌や衣類、バスグッズなどに悪影響を与えることもあるようです。

オキシクリーンを初めて使う人はもちろんのこと、使い慣れた人も正しい使い方を再度チェックすることをおすすめします。

できるだけ直接肌に触れないようにする

オキシクリーンなどの酸素系漂白剤は、刺激は弱めですが、直接肌に触れると肌荒れを起こす人もいるようです。

特に肌が敏感で弱い人は、ゴム手袋をはめるなどして、酸素系漂白剤の粉や溶液が直接触れないようにすると良いでしょう。

つけ置き時間を守る

「オキシ漬け」は、色落ちを防いで汚れを落とす方法として人気ですが、あまり長時間浸したままにすると布地を傷めてしまう恐れがあります。

適切な時間を守り、それでも落ちない汚れは別の方法を考えた方が良さそうです。

直射日光に当てないようにする

つけ置きする時は、バケツや洗面器にオキシクリーン溶液(オキシ液)を入れておくことになるので、こぼした時のリスクを考えると外に置きたくなるかも知れません。

しかし、オキシクリーン溶液(オキシ液)に入った衣類が直射日光で黄ばんでしまう可能性があるため、つけ置きの際は直射日光が当たらない浴室などに置くことをおすすめします。

まとめ:オキシクリーンで家中をすっきり漂白・除菌

オキシクリーンによる「オキシ漬け」は、家事の中でも面倒で大変な掃除や洗濯をスムーズに楽にしてくれることでしょう。

安全性は比較的高いのに、頑固な汚れもしっかり落としてくれて、衣類の洗濯やキッチンやバスルーム周りのアイテムの除菌や漂白にも使えて使い勝手も良いのは嬉しいですね。

ただし、オキシクリーンでも落とせない汚れもあるでしょう。また、正しい使い方をしないと多少のリスクもあります。

オキシクリーンで落とせない汚れの場合はそれ以外の洗剤を使ってみたり、プロのハウスクリーニング業者に相談したりするなど改善を試みてくださいね。

提供・Kajily

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