トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のランキングを元に、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前と比べて、人気が上昇した富山県の観光スポットをご紹介します!

はじめに

この記事では、トリップノートの会員が実際に訪問したスポットを記録する「行った」機能のデータを元に、新型コロナウィルス感染症の流行を境にして、順位が顕著に上昇した観光スポットを紹介しています。

なかなか自由に旅行を楽しめない状況が続きますが、そんな中でも感染に気をつけながら富山県を観光する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。

1.富岩運河環水公園

平成23年(2011年)に完成した、富山駅からほど近い都市公園です。歴史ある富岩運河の船溜まりを活用した水辺の空間には、遊歩道や芝生があり、市民や観光客の憩いの場として親しまれています。

写真=PIXTA

公園のシンボル「天門橋」にある展望塔からは公園全体を一望し、晴れた日には立山連峰も望みます。また展望塔の間にはなんと長さ58mの「赤い糸電話」があり、愛の告白スポットに。夜にはライトアップされロマンチックな雰囲気になりますよ。
 

2.スターバックスコーヒー 富山環水公園店

出典:tripnote.jp

スターバックスコーヒー 富山環水公園店
美しい富岩運河環水公園の景観に溶け込む、全面ガラス張りのスタイリッシュなスターバックス。かつて”世界一美しいスターバックス”に選ばれ、富山県民だけでなく全国からお客さんが訪れます。

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シュガードーナツ(税込248円)とアイスゆずシトラスティー(Tall・税込464円)
テラス席やガラス張りの店内からは運河や富山環水公園のシンボルである天門橋が一望でき、景色を眺めながら穏やかなコーヒータイムが過ごせます。

 

3.雨晴海岸

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白い砂浜と松林が続く景勝地。特に海越しに見える立山連峰の山々は、四季折々で美しく雄大な姿を見せてくれます。

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海越しに標高3,000m級の高峰を眺望できるのは世界で3か所だけといわれてきましたが、近年では実際に対岸に3,000m級の山が見えるのは雨晴海岸のみともいわれており、世界でここでしか見ることができない景色といえます。季節や時間で変わる姿はカメラマンに人気で、特に元旦は初日の出を見るために多くの人が集まります。

また水面から湯気のように霧が立ちあがる「気嵐(けあらし)」が発生することでも有名です。

4.五箇山 相倉合掌造り集落

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世界遺産に登録された合掌造り集落のひとつ。まわりを山に囲まれた相倉合掌造り集落に残る合掌造りの家屋は23棟で、田んぼや石垣などともに、どこか懐かしい日本の原風景を見せてくれています。合掌造りの宿やお土産店、お食事どころがあり、小さな集落ながらも観光地化されています。また期間限定でライトアップされ幻想的な雰囲気に。

5.富山市ガラス美術館

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世界的な建築家である隈研吾氏が設計した「TOYAMAキラリ」内にある「富山市ガラス美術館」。木のあたたかみを感じるTOYAMAキラリの館内は、2~6階まで吹き抜けでとても開放的な空間です。

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ガラス美術館は常設展示が6階、企画展が3階~5階にあるギャラリーを利用して行われています。常設展示では現代ガラス美術の第一人者であるデイル・チフーリ氏の工房が制作する芸術作品や、日本を代表するガラス作家の作品を展示。2階にはミュージアムショップや和カフェもあります。

 

 

6.道の駅 雨晴

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道の駅「雨晴」は2018年4月高岡市にオープン。3階建ての建物は、カフェや土産店、観光案内所を兼ね備えています。特筆すべきは、2階部分の1部と3階部分すべてが、海岸の魅力を堪能できる展望デッキとして贅沢すぎるほどのスペースで設置されていることです。

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1階の観光案内所(9:00~19:00)は小さめの施設ですが、コンシェルジュが在中しているので、観光についての相談にも乗ってもらえます。情報発信コーナーにはパンフレットなども揃っていて、24時間開放されています。広くてきれいなトイレも併設(観光案内所の隣)されているので、ドライブ時の休憩にも最適です。

道の駅の2階には、全面ガラス張りで明るく開放的なカフェがあります。カフェコーナーの隣にあるスーベニアショップでは、富山の銘菓と共に、道の駅のオリジナル商品が目を引きます。高岡の地場&伝統産業である高岡銅器の品々や、鋳物加工品など、デザイン性の高い商品が並んでいるので、ぜひのぞいてみてください。また展望デッキからは、晴れていれば立山連峰が望めます。

 

7.帆船海王丸

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商船学校の練習船として活躍した帆船海王丸。世界中の人から「海の貴婦人」と呼ばれて親しまれたその船を、新湊の海王丸パークで見ることができます。29枚ある帆をすべて広げる総帆展帆(年10回)開催の時が特におすすめ。青い空に白い帆がだんだんと広がって・・・見ているだけでワクワク&爽快感がいっぱいに!

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夜は海王丸パークから見る海王丸のライトアップがムード満点。夜景スポットとしても人気です。

8.新湊大橋

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「富山のベイブリッジ」とも言われる、全長3.6kmの新湊大橋。富山湾と立山連邦を一望でき、ドライブにぴったりです。この橋は2層構造になっており、下層は景色を楽しみながら歩いたり自転車で通行ができます。歩きながらすぐ横に壮大な海や船が見え、まるで海に浮かんでいるよう。

夜にはライトアップされるので、海王丸と新湊大橋をバックにステキな夜景を撮影してみては。

9.高岡古城公園

前田利長公が築いた高岡城の城跡を整備した公園。「日本都市公園100選」や「さくらの名所100選」にも選ばれています。

公園内には、城跡には珍しく動物園があります。ペンギンやフラミンゴ、カピバラ、ニホンザルなどかわいい動物たちをなんと無料で見ることができます。また、高岡の歴史が学べる高岡市立博物館も入館無料!ほぼ当時のまま残る水濠に囲まれ、歴史と自然、動物とさまざまな楽しみ方ができる城跡公園です。

10.高岡おとぎの森公園

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東京ドーム2.5個分の広大な敷地には、自然をテーマにした体験施設・バラ園・大型遊具などがあり、子供から大人まで楽しめる自然あふれる公園です。オススメは展望台!高岡の町や立山連峰の綺麗な山々が一望できます。

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高岡市は「ドラえもん」の作者藤子・F・不二雄氏の出身地でもあることから、園内にはドラえもんやのび太君などのキャラクターのオブジェがあります。作品に遊び場として出てくる「土管のある空き地」も再現され、子供達に人気のスポットです。

これだけ施設が整っていて、入園料は無料です!旅の途中、ちょっと休憩に立ち寄りたいですね。