道の駅「べに花の郷おけがわ」が、3月27日(木)に埼⽟県桶川市に開業する。
⻑屋⾵の佇まいに注目
埼⽟県内で21番⽬の道の駅となる「べに花の郷おけがわ」は、圏央道桶川北本ICより約700m、⼀般国道17号上尾道路沿いにあり、東京からわずか1時間とアクセスの良さが特⻑だ。
⽇本列島のほぼ中⼼に位置し、中⼭道が通る埼⽟県桶川市は、古くから⼈と物が集まる宿場町として栄えてきた。江⼾時代には旅⼈をもてなす場所として発展し、⾷材の美味しさと⼈の温もりが息づく地でもあったという。
また、「桶川臙脂(おけがわえんじ)」の名で知られる紅花の⽣産が盛んであったほか、新⽥開発によって関東を代表する穀倉地帯のひとつとして発展するなど、桶川は古くから「⾷」を通じて⼈々をもてなしてきた歴史を持つ。

総合案内所
そこで「べに花の郷おけがわ」では、「⼈情と活気でおもてなし、温もり宿る桶川で、“⾷”と“⼈”とを繋ぐ」をコンセプトに掲げ、建物全体を宿場町の情緒を感じさせる⻑屋⾵の佇まいにデザインされた。
「⾷のテーマパーク」として、桶川の地元⾷材はもちろん、埼⽟全域、さらには⽇本全国の美味しい「⾷」を取り揃え、桶川祇園祭のように「わっしょい、わっしょい︕」と賑わい、⼈々が笑顔でつながる場所を⽬指す。そして、桶川の魅⼒を全国、さらには世界へと発信し、べに花の花⾔葉である「特別な⼈」とのひとときを過ごす、幸せ溢れる場所を提供していくという。
さまざまなグルメが登場
「べに花の郷おけがわ」の本棟・南側は、⽣産者から届く地元産の野菜・果物や、畜産・⽔産物、各種加⼯品、お⼟産品、さらにお惣菜やお弁当などの商品を扱う物販エリア。
本棟・北側は地元⾷材を主に使った種類豊富なメニューを提供する⾷堂やおにぎり専⾨店、ソフト&クレープ店など計3店舗が集まった約140席のお⾷事処となっている。
また、物販の中には、埼⽟を代表する農産物、葱、芋、発酵⾷品などの特産品を使⽤した同駅オリジナルの商品が勢揃いしている。