さらに、「森川海人っ体験スクール フラワーポットプロジェクト」を開催し、アップサイクルフラワーポットの植え付けやペットボトルキャップ回収活動を実施。「虹の松原プロジェクトチーム」による活動発表や、EPO九州やESD活動支援センターからの講和、パタゴニア日本支社との連携による、対馬の海洋プラスチック100%リサイクルフリスビーに関する講話が行われた。
佐賀県・長崎県・福岡県からの参加者と交流し、新たな地域連携の芽が生まれる場となったようだ。
「波戸岬ビーチクリーン」では、「虹の松原プロジェクトチーム」のメンバーが司会進行を担当し、海洋ごみの回収活動と並行してワークショップも実施。
佐賀県庁では、唐津南高校式「地域循環プロジェクト」についてプレゼンを行った。
「生物多様性増進活動促進法」を見据えた活動

国際交流×唐津南高校 虹の松原プロジェクトチーム
また、「虹の松原プロジェクトチーム」は、今年4月1日(火)に施行される予定の「生物多様性増進活動促進法」を見据え、自然共生サイトやネイチャーポジティブの実現に向けた活動をさらに推進。
地域でのプラスチック資源循環を促進し、サーキュラーエコノミーを実践するプレシャスプラスチック事業を行うほか、佐賀県唐津市相知町横枕地区が、県内初の「自然共生サイトエリア」としてOECM(Other Effective Area-Based Conservation Measures)に認定されたことを踏まえ、豊かな生態系を守りながら地域活性化を目指していく。
「虹の松原プロジェクトチーム」の今後の展望
今後「虹の松原プロジェクトチーム」は、国際協力やESDを通じて、持続可能な未来を担う人材育成を目指す、環境教育のさらなる推進や、OECMエリアを拠点に、国内外のパートナーとも連携し、生物多様性保全と地域活性化のモデルを構築するネイチャーポジティブエコノミーの拡大を目指すほか、卒業してからも、教育・行政・企業など多方面で、国際経験を活かしながら持続可能な地域社会づくりに寄与していくとのこと。