1716年創業の奈良の老舗・中川政七商店が、日本の工芸に根差した生活雑貨ブランド「中川政七商店」の九州最大旗艦店「中川政七商店 福岡天神店」を、4月24日(木)、「ONE FUKUOKA BLDG.」にオープンする。

コンセプトは「九州の手ざわり、日本の暮らし」


「中川政七商店 福岡天神店」は、奈良本店、渋谷店に続く九州最大の旗艦店。「九州の手ざわり、日本の暮らし」をコンセプトに掲げる福岡天神店は、九州の豊かな風土が育んだ素材や技、日本の暮らしに根ざした工芸の知恵を伝える、新たな拠点だ。

九州全土から厳選した食と全国のうつわが楽しめる特集スペースや、九州・博多名物の限定品、中川政七商店の300年の歴史を受け継ぐ麻織物の新作、暮らしを豊かにするヒントが学べるワークショップ、そして九州各地の工芸を取り入れた内装といった、ここでの出会いが、日々の暮らしに新たな豊かさを届けてくれる。

内装には、九州各地の工芸技術を採用


「中川政七商店 福岡天神店」店内の天井には手績み手織り麻の布が掛けられ、色とりどりの麻織物が訪れる人を迎えてくれる。創業300年前から変わらない手仕事によるものづくりに、触れ、感じ、暮らしの中で楽しめる象徴的な存在だ。

店舗の内装には、九州各地の工芸技術を採用。壁面の一部は、長崎県の諫早石や波佐見焼の陶片をいかした仕上げとなっており、ダイニングコーナーには、福岡県・八女提灯をもとにオリジナルデザインしたペンダントライトと、佐賀県・平田椅子製作所のダイニングデーブルセットが設置されている。

九州の食と全国のうつわを楽しむ特集スペース

店内中央には、九州の食と全国のうつわを楽しむ特集スペース「九州の食、全国のうつわ」を常設展開。九州7エリアの味を食べ比べる麺にぴったりの麺鉢やカトラリー、お茶の時間を豊かにする茶葉や茶菓、茶器、そして“ジャケ買い”も楽しい焼酎や酒器が揃っている。