秋篠宮夫妻は、この本など読んではいないだろうが、知ったら何というのだろうか。

 さて、石破茂首相とトランプ大統領との首脳会談は、少しだけだが、世論調査での支持率を上げたようだ。

 だが、評価は芳しいとはいえず、安倍晋三元首相の妻の昭恵を使ってトランプに首脳会談をするよう働きかけ、会談の前には、外務省が以前、トランプに安倍晋三がどのようにして取り入ったのかを逐一調べ、綿密なシナリオを作り、それを懐に忍ばせて会談に臨んだというのである。

 会談の通訳も安倍の通訳を務めていた外務省の高尾直日米地位協定室長だった。何から何まで、あれほど嫌っていた安倍のやり方をなぞっただけだったのである。

 トランプがかがんで手を差し出す際、椅子にふんぞり返って右手だけで握手するという“形”もシナリオ通りのようである。

 石破が党内野党時代に常々いっていた「アメリカと日本が対等な関係になる」という持論などいい出すはずもなく、ただただトランプを持ち上げ、私はあなたの僕ですといっていたにすぎない。

 その挙句、2023年度時点で7833億ドルだった対米直接投資額を1兆ドルにまで引き上げると、口から出まかせをいってしまったのだ。

 これは日本政府が出すのではない。民間企業が投資しろと押し付けられたので、そのことを訪米前に経団連などと相談した形跡はないようだ。無責任この上ない。

 おまけに、トランプは共同記者会見が終わると、石破と握手もせず、さっさと出ていってしまったという。

 さらに、石破が帰った後、まんべんなく関税をかける、特に自動車にはといい出した。いったい、石破は何のためにトランプに会いに行ったのだろう。石破は、早々に辞任すべきである。

 お次は、中居正広の性的トラブルでボロボロになっているフジテレビ。CMスポンサーが次々に離れ、25年3月期で赤字に転落する見込みだともいわれている。

 だが、驚くことにフジ・メディアHDの株が1月中旬から昂騰し続けていると新潮が報じている。