スマホを「格安SIM」に乗り換えたので、1ヶ月あたり「4000円」も安くなりました。どうしてこんなに料金差があるのでしょうか?
スマホを大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、毎月のスマホ料金の節約につながります。元の契約と乗り換え先によっては、1ヶ月あたりの月額料金が4000円以上安くなる場合もあるため、家計節約には非常に効果的です。   しかし、大手キャリアに比べて格安SIMが割安なのは、サービスに問題があるか、大手キャリアより機能が劣っているからではないかと不安な方もいるでしょう。   本記事では、大手キャリアと格安SIMにどの程度の価格差があるのか、その価格差が生じる理由について解説します。

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格安SIMと大手キャリアの料金プランを比較

大手キャリアから格安SIMに乗り換えた際にどの程度の価格差が生じるのか、格安SIMと大手キャリアの料金プランを【図表1】で比較します。
 
【図表1】

月額料金 データ容量
大手キャリア ドコモ eximo 5665円 1~3GB
ソフトバンク ミニフィット+ 5478円 2~3GB
au スマホミニプラン 6358円 1~3GB
格安SIM LINEMO ベストプラン 990円 ~3GB
楽天モバイル Rakuten最強プラン 1078円 ~3GB

※通信会社各社サイトに掲載されたプラン料金から筆者作成
 
各社ともに、月間で利用できるデータ容量によって月額基本料金が変わります。データ容量3GBで比較した場合、大手キャリアと格安SIMの価格差は4000円以上です。
 
単純計算ではありますが、大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、年間約4万8000円の節約につながると考えられます。
 

格安SIMと大手キャリアで料金の差が大きい理由

格安SIMは、大手キャリアと比べて運用コストが安くおさえられています。さらに、プランが柔軟で自身が必要な機能やオプションだけを選択できるため、ニーズに合わせて最小限のプランでの契約も可能です。
 
そのような理由から、格安SIMは大手キャリアと比べて月額料金が安くなっています。具体的に料金差の理由を解説します。