こんにちは、コラムニストのおおしまりえです。
「ギフテッド」と聞いたとき、皆さんはどんなイメージを抱くでしょうか。
「非凡な才能を持った子」
「早期に何かしらの才能を発揮する子」
「IQが高い天才的な存在」
などなど。ポジティブなイメージが先行することが多いようです。
一般的に、同世代と比べて知的能力が高かったり、特定分野に際立った才能を持っていたりする子どもがギフテッドと呼ばれます。しかし、ギフテッドによく見られる特性があり、それゆえ配慮や支援が必要な子どもも存在し、誰もがすんなりとポジティブな才能を発揮できるわけではないといいます。

◆ギフテッドであると気づいたきっかけ

そうした気持ちが湧いたとき、便利な言葉として「ギフテッドじゃないかな?」と、安易に想像するケースもあると聞きます。しかし、一概に「ギフテッド=天才的に優秀な子」というわけではないといいます。
まずはお二人がいつ、どんなキッカケで自身がギフテッドであることに気づいたのか教えていただきました。
Maiさん「私は現在29歳ですが、ギフテッドの概念に出会い、自分がそうであると知ったのは、25歳頃です。当時大学で教育学を学び卒業後、IT系の企業に勤めていたとき、知能検査の『ウェクスラー式知能検査(WAIS)』を受けるキッカケがあり、自分の特性を知ることとなりました。