◆安い市販のパンを買う時はチェック
こんなに危険なトランス脂肪酸ですが、なんと、日本では使用制限がなく、どれだけトランス脂肪酸が含まれているか分からない食品も多いんです。
さらにやっかいなのが、日本では表示義務がないため、原材料には「トランス脂肪酸」とは表示されていない場合が多いです。
ちなみにトランス脂肪酸が含まれているものは、マーガリン・ショートニング・ファットスプレッド・植物性油脂などと記載されいるものが多いので、注意して原材料をチェックしてみてくださいね。
トランス脂肪酸は、バターを使うより安く品質を安定させやすいので、スーパーやコンビニに並ぶ安いパンに使用されている場合が多いです。
つまり、過去の私のように、安い市販のパンを、毎日のように食べていると、トランス脂肪酸をうっかりたくさんとってしまい、知らず知らずのうちに、どんどん代謝が悪い体を作りあげ、健康まで害してしまう可能性があるということです。
(編集部注:WHOは、トランス脂肪酸の摂取は総エネルギー量の1%未満にするべき、と勧告しています。厚生労働省によると日本人は平均0.3%とセーフの範囲ですが、摂りすぎないようにしましょう)
◆パンを食べても痩せるポイント
ここまで聞くと、「パンってそんなにダイエットに良くないんだ」とショックを受けたでしょうか。でも、「パンを食べないなんて考えられない!」なんて方も多いと思います。
そんな方のために、今から、パンを食べても痩せるポイントを伝えていきますね。
◆ポイント1:シンプルに食べる
過去の私と同じように、甘~いパンや、こってりしたお惣菜パンを食べすぎると、やはり太る原因になってしまいますよね。
そこでオススメな工夫は、「シンプルに食べる」という工夫です。この時、特にオススメなのがフランスパン!
なぜなら、フランスパンは、砂糖や、マーガリン、添加物が入っていないもの、入っていても一般的なパンよりは少ない場合が多いからです。