ビル・ゲイツ−−1.5億ドルを投じ、最大のライバルAppleを救済
長年にわたり世界一の大富豪の座を維持してきたゲイツ氏だが、1997年、最大のライバルAppleに巨額を投じて救済するという失敗を冒している。
今では信じがたい事実だが、Appleにとって1990年代は試練の時代だった。90年代前半の純利益は、4億7500万ドルから4億2200万ドルに減少。そこでMicrosoftはAppleに1億5000万ドルの投資を行い、同社の株を取得する。
しかしAppleの設立者、故スティーブ・ジョブズ氏はあっという間に株を買い戻したのみならず、その後、スマートフォンを含む多くの領域でMicrosoftを圧倒する復興を遂げた。あの時、ゲイツ氏による投資がなければ、今のAppleはなかったかもしれない(ビジネスインサイダー2014年7月26日付記事 )。
リチャード・ブランソン−−人生の6大失敗
コングロマリット、ヴァージン・グループの設立者兼会長を務めるブランソン氏は、ブログ の中で自分の6大失敗談について語っている。
キャリアの出発点となった学生向けのカルチャー雑誌「Student magazine」の売却交渉から、SNS「Virgin Student」、ブライダルサービス「Virgin Brides」、Virgin版コカ・コーラ「Virgin Cola」、オンラインオート事業「Virgin Cars」、アッパー・クラス・キャビン専用「Virgin Atlanticの仰向けに寝られるベッド」まで、実に様々な失敗ぶりだ。
しかしブランソン氏は、「ミスをしない人間は、何もしない人間だけだ」という第26代米国大統領セオドア・ルーズベルト氏の名言を引き合いに、「失敗はプロセスの一環」であることを説いている。
文・アレン・琴子(英国在住フリーランスライター)/ZUU online
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