やらないと損する？NISAの「非課税期間」延長のポイントは？

例えばA証券会社で2014年にNISA口座で購入した有価証券を保有しており、現在はB証券会社にNISA口座がある場合、「NISA口座をA証券会社に戻す」手続きをしてからでなければロールオーバーはできない。

つまり「B証券会社のNISA口座廃止」「A証券会社にNISA口座再開設」という2つの手続きが追加されることになる。この場合、手続きに2～3週間はかかることがあるため、早めに手続きを開始したほうが良いだろう。

2017年9月末までにNISA口座を保有している金融機関にマイナンバーを登録しなかった場合、2018年以降のNISA口座が使えなくなってしまっている可能性がある。

この場合、ロールオーバーの手続きをするにはマイナンバーの登録とNISA口座の再開設手続きをする必要がある。

NISAの再開設手続きも2週間ほど時間を要するため、心当たりがある人は金融機関へ連絡をするべきだ。

ロールオーバーの手続きは計画的に

2018年8月時点ではロールオーバー手続きについて、具体的に締め切りや詳細を提示している金融機関はまだ少ない。

しかし、「NISA口座の再開設」や「NISA口座の移管」、「つみたてNISAから通常NISAへの切り替え」といった、ロールオーバー手続きの前準備が必要な人もいるはずだ。

ロールオーバーを検討しているのであれば、早めに手続きしたほうがいいだろう。

文・ZUU online編集部／ZUU online

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