徳を積む方法【行動】
徳を積むにはどのようにしたら良いか、改めて考えてみると分からない方も多いかもしれません。まずは、行動してみることです。日常的に行っている行動でも徳を積むことを念頭に置くと、行動に対する意識が変わってきます。その意識変化こそが徳を積む第1歩となります。
徳を積む行動①掃除をする
汚れを落としキレイにすることで気持ちが清々しくなる経験は誰にでもあるでしょう。掃除をして汚れているところをキレイにすることは徳を積むことに結びつきます。身体を動かして行う掃除は体施にもなります。
まずは自宅など自身の周囲の掃除からはじめ、トイレや押し入れなどの自宅の共有部分、次に会社や学校など頻繁に訪れる場所や実家など、他人のために掃除をすることで他人の役に立っていることを実感できるでしょう。
普段から汚れが気になっていたけれど、手つかずだった場所などを積極的に掃除するようにしてみましょう。掃除することによって、普段の生活を送る中で徳を積むことができます。
徳を積む行動②神社仏閣にお玉串料を奉納する
神社仏閣にお玉串料を奉納することも徳を積む行動です。お玉串料とは賽銭箱にお賽銭を入れることではなく、神式の祈祷の際に神様にお供え物を奉納することを指します。
昔は玉串と呼ばれる榊の枝を奉納していましたが、現代では不祝儀袋や白封筒に入れた金銭を奉納します。お玉串料を奉納する行動が体施、お供え物そのものが物施ということになります。
徳を積む行動③人が喜ぶことをする
他人の役に立っていることを実感するのは嬉しいですし達成感を得られますが、評価ばかりを求めたりせず、例え他人に気付いてもらえなくても積極的に良いことを行いましょう。
良い人だと評価されなくても、下心を抱くことなく人が喜ぶことをしていると、いつしかその行動が当たり前のように身に付いて徳を積むことに繋がります。
徳を積む行動④募金をする
「金は天下の回り物」といい、手放してもそのうちまた手元に回ってくるものです。お金に余裕があるならぜひとも募金や寄付をしてみましょう。自分のお金を必要としている人の元へ届けることで人々の役に立ち、喜ばれます。
お金を直接手渡しで募金や寄付をすれば、喜ぶ人々を目の前にして、幸せな気持ちになることでしょう。募金や寄付をすることでお金の循環がよくなり、金運が上がります。
募金や寄付をするときは家計を圧迫しないよう無理のない範囲で、かつ信頼できる団体を選んで行うようにしてください。
徳を積む行動⑤笑顔を意識する
家族をはじめ会社の同僚や友人と接するときは笑顔を意識するようにします。気分があまり良くないと他人の前に出ても眉間にしわが寄っていたり目つきが鋭くなってしまうことがあるでしょう。険しい表情の人に接すると相手も委縮して表情が硬くなってしまいます。
他人と接するときは意識して笑顔でいられるよう、口角を上げて柔らかな表情を作るようにします。満面の笑みでなくてもいいのです。その場の雰囲気や接する相手に合わせたベスト笑顔でいられるようになると最高です。
笑顔でいると相手にとっては話しかけやすかったり優しそうだなと思ってもらえたりするので、良い印象を与えることができ、結果として良い人間関係に発展していくのです。
徳を積む行動⑥人の幸せを願い喜ぶ
人の幸せを心から願ったり、心から喜んだりすることは意外と難しいのかもしれません。それが自身の幸せにも繋がることであれば素直に心から喜べても、そうでない場合は表面上の表現になりがちです。
人の幸せや成功を羨ましがったり妬んだりすることは、回り回って自分にその感情が返ってきてしまいます。それをやめて、人の幸せを心から願い、喜ぶことができれば、そのプラスの感情は回り回って自分にとってもプラスとなって返ってくるのです。
人の幸せや成功はそのまま自分の幸せや成功と捉え、心から願い、祝福してあげられるように気持ちを切り替えていきましょう。