ビジネスマナーと言うと、電話やメール、名刺交換などのシーンや身だしなみが思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか?
しかし、一番と言っていいほど使う場面が多く重要度が高いのは挨拶のマナーなのです!
今回は、職場や訪問先の人からの印象が確実に良くなる挨拶のビジネスマナーをご紹介します。
ビジネスマナーの基本である正しい挨拶を身に付けて、明日から実践してみましょう!
1、挨拶のビジネスマナーで大切なこととは?
ビジネスの挨拶と言っても、大切なことは日常生活での挨拶と同じ。
基本的なポイントをおさえてより好感度がアップする挨拶を身に付けましょう♪
(1)挨拶は自分から先に
挨拶は自分からしましょう!
クライアント先で真っ先に挨拶することは当たり前ですが、例え関わりのない人でも、同じビル内であれば一緒に仕事を頑張っている仲間です。
恥ずかしがらず自分から積極的に挨拶をしていくことで、周りからの印象が良くなること間違いなしですね!
(2)語先後礼
「語先後礼」とは、先に挨拶の言葉を言ってから礼をするという意味です。
急いでいると、お辞儀をしながら挨拶をしてしまうということがありますが、それはビジネスの場ではNG!
きちんと語先後礼の形を守ることで、丁寧さが出て相手に敬意が伝わる挨拶をすることができます。
(3)笑顔とはきはきした声で
顔の表情と声の大きさやトーンはその人の印象を決定づけるもの。
うつむきがちでぼそぼそした声の挨拶より、相手の目を見て笑顔ではきはきとした声の挨拶の方が印象が良くなることは明らかですよね!
相手も自分も気持ちよく過ごせるような快活な挨拶を心がけましょう♪
2、三種類のお辞儀を使いこなそう!
ビジネスマナーでは、頭を下げる深さによって三種類のお辞儀に分けられています。
恥ずかしい間違いをしてしまう前に、ここでしっかり使い分けを押さえておきましょう!
左側のお辞儀が深い方から順番に、最敬礼・中礼・会釈と言います。
それでは、それぞれのお辞儀の使い方を確認していきましょう!
(1)最敬礼
深々と頭を下げる最も丁寧なお辞儀です。
深い感謝や謝罪、お客様をお見送りする時に使います。
また、葬儀に参列するときにも最敬礼を使います。
(2)中礼
ビジネスシーンで最もよく使われているお辞儀です。
腰から頭まで一直線になるように、背筋を伸ばして30度に上体を傾けましょう。
お客様や目上の方に挨拶をする時や、お礼をする時に使います。
(3)会釈
上体を傾けたときに靴のつま先が見えるくらいの軽いお辞儀です。
部屋の入退室や、廊下ですれ違う時に使います。