親戚の子の高校入学が決まったら、お祝いをしてあげましょう。高校生になると、子どもっぽい趣味を卒業する子も多いですよね。入学祝いに学用品を贈るのも良いですが、大人っぽさが感じられる物も喜ばれるでしょう。今回は、高校の入学祝いにおすすめのプレゼントをご紹介します。
高校入学祝いに贈るプレゼントの選び方のポイント
高校生にもなると、自分の趣味に合わないものは持ちたがらないものです。高校の入学祝いを贈るなら、欲しい物や好きなブランドをリサーチしておきましょう。その他、高校の入学祝いを選ぶ際のポイントをお伝えします。
高校生活で使えるもの
高校の入学祝いに贈るなら、高校生活で使えるものなら実用的で喜ばれるでしょう。高校生になるときに、中学校で使っていた学用品をそのまま使いたいと考える子は、おそらく少数派です。
新しいペンケースや通学用のバッグやローファーも良いですし、高校から電車通学が始まるなら定期入れ、アルバイトを始めるなら財布を贈るのもおすすめですよ。
自分では買えないもの
高校入学前なら、アルバイトもできずお小遣いでやりくりしているはずです。本人が買えない高額なものを高校の入学祝いでプレゼントするのもおすすめです。
部活で使う楽器やシューズなどの道具、高校から使う電子辞書も高校生にとっては高額ですよね。また、高校生頃になるとブランド物の財布やバッグを欲しがる子も多いので、高校の入学祝いに喜ばれます。
好みが分からなければ商品券や現金
高校の入学祝いに欲しいものや好みが分からない場合は、商品券や現金を贈りましょう。高校生になって生活が変わると、欲しいものがどんどん出てくるはずです。商品券や現金を渡し、「好きな物を買ってね」と伝えましょう。
遊びに使ってしまいそうな高校生には、文房具や書籍、雑紙などにしか使えない図書カードがおすすめですよ。
高校入学祝いの金額の相場は?
親戚の子や孫に高校の入学祝いを贈りたいと考えている方は、相場を知っておくとプレゼントを選びやすくなりますよ。相場より高額なものを贈ってしまうと、高校生とはいえ恐縮されてしまうので気を付けましょう。
孫なら1万円~5万円
高校の入学祝いを贈る相手がお孫さんの場合、予算は1万円~5万円ほどでプレゼントを考えましょう。高校に入学したばかりの頃は制服や教科書などの出費も多いので、両親の代わりに高額な物を負担するつもりで用意してあげると喜ばれますよ。
高校生になるお孫さんの希望を聞いても良いですし、電子辞書や部活で使う楽器やシューズをプレゼントするのもおすすめです。
姪・甥なら1万円~3万円
高校の入学祝いを贈る相手が姪や甥など親戚のお子様の場合は、予算は1万円~3万円が相場です。親戚の場合、家同士で予算をあらかじめ設定している場合もあるので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
姪や甥に高校の入学祝いを贈る際、自分の子が先に高校生になり入学祝いを受け取っている場合、もらったものと金額を合わせるのがマナーです。
友人・友人の子供なら5000円~1万円
友人へ高校の入学祝いを贈る場合、あるいは友人の子どもの高校入学が決まった場合、あまり高額な物をプレゼントしてしまうと恐縮されてしまいます。予算は5千円~1万円程度で考えましょう。
その予算内であれば、ペンケースやパスケースなどいくつあっても困らないもの、あるいは商品券や図書カードが高校生に喜ばれますよ。
高校入学祝いに現金を渡す時は
高校の入学祝いは、現金が喜ばれることも多いです。高校生本人が希望することもあるでしょう。高校の入学祝いに限らず、お祝いで現金を贈るときは、親しい間柄であってもマナーを守って渡してくださいね。
入学祝いののしの種類
高校の入学祝いに現金を贈るときは、のし袋に入れて渡すのが一般的です。のし袋には上下を折りたたむ「多当折型」、風呂敷を包むように折る「風呂敷折型」があります。一般的には関東が前者、関西が後者なので、高校に入学する子の住んでいる地域に合わせましょう。
友達同士など金額が少ない場合は、水引がプリントされている封筒でも大丈夫です。
水引は蝶々結び
高校の入学祝いで現金を贈るなら、のし袋の水引は蝶々結びになっているものを選びましょう。入学祝いは繰り返しても良いお祝いなので、何度でも結び直せる蝶々結びが用いられます。
のし袋の表書きには「御入学祝」や「入学御祝」、受験を経て高校入学が決まった場合は「合格御祝」のように記載しましょう。高校生のお手本になるよう、丁寧に書いてくださいね。