「右顧左眄」

「顧眄」という言葉を使った四字熟語で有名なのは「右顧左眄(うこさべん)」です。

「左右」と「顧眄」をたがいちがいに言う「互文(ごぶん)」という表現方法で、「右眄左顧」「左眄右顧」「左顧右眄」と使うこともあります。いずれも意味は同じです。

元々は「右を振り向いたり左を見たりして気を配る」という意味だったのですが、転じて「周りの情勢などが気になってなかなか決断ができない」という、あまり良くない意味で使われることが多い四字熟語です。

長所と短所は裏表の関係であることに気を付けつつ、「顧眄」の読み方を是非覚えておいてくださいね。

難読漢字、3問目は「碩きい」!

「碩きい」の読み方をご存じですか?

「碩」はありそうで意外と見かけない漢字です。一見「傾」にも似ていますが違う漢字なので読み方も異なります。

いったい何と読むのでしょうか?

「碩きい」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「おおきい」の4文字
  2. 訓読みです
  3. 「倬きい」と同じ読み方です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「碩きい」の読み方、正解は・・・


正解は

「おおきい」

です!

「碩」という漢字は「すぐれている」「りっぱな」という意味を持っています。「碩きい」と送り仮名がついた場合は「内容が充実してすぐれている」「がっちりとしていて太い」という意味になります。

「碩きい」と同じ読み方をする漢字

「碩きい」はその読み方から「大きい」を真っ先に想像しますが、実は同じ読み方の漢字はヒントに出した「倬」をはじめとして「丕」「巨」「戎」「魁」など数多くあります。ただ、どれもまったく同じ意味ではありません。

  • 倬・・・「高く大きい」
  • 丕・・・「おおいにふくらんでりっぱなさま」
  • 巨・・・「大きさや数量がきわめて大きい」
  • 戎・・・「さかんなさま」
  • 魁・・・「大きくすぐれている」

いずれも微妙に表現が異なっています。共通の意味としては「大きい」なのですが、微妙な違いを表現する時に選んで使われるようです。

普段そこまで使い分けはしないことが多いと思いますが、「碩きい」の読み方は是非覚えておいてくださいね。

 

さて、難読漢字3問、いかがでしたか?
今回は似ている漢字があるけど読み方が異なる問題を出してみました。

全問正解できた方も、今回はあまり正解できなかった方も、また難読漢字にチャレンジしてみてくださいね。

【おすすめ記事】
【2024年最新】マッサージガンのおすすめランキングTOP10を徹底比較!