春は入学・進学の季節。かわいい「甥っ子・姪っ子」にどんなお祝いをしようかと思案している人もいるのではないでしょうか。
結婚式やお葬式の金額相場はよくマナー本などに載っているのでわかりやすい傾向です。しかし、甥っ子・姪っ子への進学祝いとなると、「ほかの人はどんなお祝いをしているの?」「現金の場合はどれぐらいの金額をあげたらいいの?」など、気になりますよね。2016年1月にRING BELLが行った調査を参考に相場を探ってみましょう。
小学校入学時:5,000~1万円が34%
調査では5,000~1万円未満が34.6%と最も多く、次いで1万~2万円が33.5%とあります。70%近くの人が2万円未満ではあるものの、5,000円と2万円ではかなり大きな違いがあることがわかります。
中学校入学時:1万~2万円が33%
中学生になるときは1万~2万円未満が33.1%と最も多く、残りは1万円未満と2万円以上に分かれています。小学校、中学校の受験も増えてきており、受験に合格した場合は「合格祝い」もかねて金額があがることが考えられます。
高校入学時:1万~2万円が39%
高校生では1万~2万円未満が39.7%、2万円以上が26%となり、1万円未満の人も25%ほどいるものの、1万円以上の人が約66%にのぼる結果となっています。高校生にもなると「大人の仲間入り」という段階になり、「少し金額をあげようか」という気持ちになってきますよね。
大学入学時:1万~2万円が41%
大学入学時は1万~2万円未満が41.2%、2万円以上が32.9%という結果です。約75%もの人が1万円以上のお祝いをあげていることがわかります。これで進学祝いも最後……といううれしいような寂しいような気持ちも加わり、奮発してしまうという人もいることでしょう。
お祝い金は気配りの一つ
どの年代でも進学時は何かと入り用で、特に幼いうちは制服代や文具代などで親の負担も大きいものです。それらの負担を減らしてあげるのも気配りの一つといえます。
個人的には「普段親が買わないような物は何かな」「何が喜ばれるかな」などと考えてプレゼントを探すのが好きです。しかし、結局、親にとっても子どもにとっても「お祝い金」が一番喜ばれるのかもしれません。
文・坂口弥生(留学サポート会社Go Global経営)
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