パートナーとお金について話すことができない……という女性は案外多いです。今回は、夫婦でお金のことを話せるようになる3つのコツを紹介します。

コツ1:自分の将来の夢・目標を話す

パートナーの理想の暮らし=夢を知っている方は意外と少ないです。

いずれは転職・独立したい、子どもは○人欲しい、◯年後に家が欲しい、年に1度は旅行に行きたい……。中には「50代で早期リタイヤをして、ボランティア活動をしたい」という方もいらっしゃいます。

まずは、「私は○○したいと思っているけど、あなたはどんな夢がある?」と、ご自分の夢から話してみると会話がしやすいですよ。

コツ2:「ゆめ貯蓄」をする

夢を叶えるには、お金が必要となることも多いです。転職したいが収入が減ってしまう、子どもがほしいが支出も増える、といった具合に。

そこで、お互いの夢が決まったら「ゆめ貯蓄」をしていきましょう。例えば「3年後に家を買う」という夢でしたら、逆算して「3年で300万円貯める」などと目標貯蓄額を決めます。そして、「1年で100万円貯めるには?」を2人で話し合います。

細かい家計簿は不要です。1年間の収支を1枚の紙にまとめ、現状維持で大丈夫かどうか、だめならどのようにして収支を改善するか考えてみましょう。

コツ3:「無理だよ」と言わない

自分の意見を否定されると、あなたのパートナーはそれ以上、お金や夢について話してくれなくなってしまいます。親しい仲にこそ、礼儀あり。「それは無理だよ」と自分の意見を口に出すのをぐっとこらえ、「どうすればパートナーの夢を実現できるか?」を考えていきましょう。

話し合う事が夫婦の絆を強くする

お金の話は親や友人でもなかなか話しづらいもの。むしろ、それができる唯一の相手がパートナーです。誰にも言えない秘密を互いに共有することができれば、夫婦の絆は一層強くなるでしょう。

文:冨士野喜子(ふじのFP事務所、ファイナンシャルプランナー)

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