判断力は低下する

判断力がない人の特徴と鍛える方法解説!仕事に役立つ!
(画像=『Lovely』より引用)

判断力は生まれ持ったものではなく、自分の経験の中で鍛えてきたものです。そのため判断する機会がないと判断力も低下してしまいます。また年齢とともに低下してしまう場合もあります。年齢とともに低下する原因の一つは、年齢を重ねると自分の考えや固定観念が強くなり、判断力に必要な視野が狭くなってくるために低下するのです。

ただし判断力には知識や経験も大切なので、一概に年齢とともに低下するとも言えない部分もありますが。それでも判断力が確実に低下するのは、自分で判断する機会がなかったり、そもそも判断をしようとしない場合です。判断力には様々な能力が必要になりますが、当然判断する経験を積み重ねてないとそれらは低下してしまうでしょう。

判断力がない人の特徴

判断力がない人の特徴と鍛える方法解説!仕事に役立つ!
(画像=『Lovely』より引用)

判断力を低下させないために、ここでは判断力を鍛える方法も紹介しています。判断力がない人や判断力が低下してきた気がする人は参考にしてください。ではまずは判断力がない人の特徴からみていきましょう。

判断力がない人の特徴①考えていない

判断力がない人にはどんな特徴があるのでしょうか?最も多いのは単純に考えていないタイプです。仕事で自分が何をするべきか、現在がどんな状況なのか、いまこういう行動をしたらどうなるのか。などなどの点について、何も考えずに仕事をしている人は判断力がない、仕事ができないとみなされがちです。

もちろん仕事の種類によっては判断力が必要とされないものもありますし、立場上自分で判断してはいけない状況というのもあります。でも判断力がない人はそういった状況かどうかも考えないので、自分で判断するべきではない場面で勝手に判断してしまう場合もあります。

判断力がない人の特徴②視野が狭い

判断力がない人の特徴二つ目は、視野が狭いことです。ずっと同じ環境で長く仕事をしていたり、そもそも仕事の経験があまりない場合は、その人の視野も狭くなり、判断力も低下しがちです。視野が狭いと目先のことしか考えなくなってしまいます。例えば仕事で会議の資料を作成する場合でも、視野が狭い人はとにかく作ってしまえば終わりと考えます。

極端にいえばそれだけしか考えないので、その資料が何に使われるのか、何のためにあるのか、そもそも会議の目的はなんなのか、などの自分が行った仕事の先をみないのです。そのため上司や同僚からみると、的外れの資料を作成していたり、全然会議の意図を理解していない資料になったりします。

判断力がない人の特徴③計画性がない

判断力がない人の特徴の3つ目は、計画性がないことです。いきあたりばったりで仕事をしているので、やるべき仕事の優先順位が付けられずに、大事な仕事を後回しにしたり、先にやっておいた方が効率のよいことをやっていなかったりします。計画を立て、きちんと優先順位をつけるのも判断力が必要です。そうしないと仕事の効率も低下してしまうでしょう。

またこのタイプの人は締め切りのある仕事だと、直前でばはばたすることが多いのも特徴です。ぎりぎりまで何もやっていなくて、慌てて締め切り間際に取り組むので、その分ミスも多く、結果的に仕事ができない人とみなされてしまうのです。適切に状況に合わせた計画を立てることも判断力の一つです。

判断力がない人の特徴④反省しない

続いては反省しない人です。反省することと判断力は一見関係がなさそうに思えますが、反省することは適切な判断にとってとても重要です。反省しない人は自分の過去の失敗や経験を振り返って考えません。そのため失敗の原因が何だったのかについても考えないまま、また同じような場面で、同じように間違った判断をして、失敗を繰り返すのです。

判断力というのは単に何かを決めるだけではなく、状況をみて適切な決定を行う力です。正しい判断を下せるようになるためには、過去の自分の失敗をきちんと分析して、その原因について考えておかなければなりません。そうしないといつまでたっても同じミスの繰り返しということになります。

判断力がない人の特徴⑤人の意見を鵜呑みにする

判断力のない人の特徴5つ目は、自分の意見がなく、人の意見を鵜呑みにする人です。仕事の場合だといわれたことだけしかやらないタイプの人ですね。マニュアルがきちんとあって、その通りにしていればいい仕事ならその方がいいですが、ほとんどの仕事はそうではありません。その場その場で自分で考えなければならないことも多くあります。

それに接客業の場合だと客とのやり取りの中で自分で判断して答えないといけないことも多いはず。いつもマニュアル通りの回答だと、状況によっては不快感を抱かれる場合もあります。明らかに相手に不快感を与えているのに、マニュアル通りの回答を繰り返す人は、融通が利かないというより、単に判断力がないだけともいえるでしょう。

判断力がない人の特徴⑥損をしたくない

判断力がない人の特徴の最後は、損をしたくないという気持ちが強いことです。何かを判断する際に自分が損をしたくないとか、失敗したくないという気持ちが強すぎて、積極的な判断ができないタイプですね。結局迷いに迷って自分では判断ができなかったりします。そうすると判断力がないとみなされるのです。

このタイプの人の場合は仕事だけでなく、プライベートでも何かを判断する場合に悩むことが多いようです。例えばお店に食事にいってメニュー一つ選ぶにも、すごく時間がかかったりします。お金を払う以上少しでも損をしたくないので、あれこれ考えてしまって、なかなか決めきれないんですね。