判断力を鍛える方法

判断力がない人の特徴と鍛える方法解説!仕事に役立つ!
(画像=『Lovely』より引用)

判断力は、何もしないと低下することもあります。また、もともと判断力に自信がない人でも、鍛えることができます。ここからは判断力を鍛える方法をいくつかご紹介します。

判断力を鍛える方法①イメージトレーニング

判断力を鍛えるために最も手軽に行えるのがイメージトレーニングです。仕事について様々な場面を想定して、どう対応するかについてあらかじめイメージを行います。特に起こる可能性のあるリスクについては、念入りに考えておく必要があります。そうすればいざというときの判断も、冷静で適切に行うことができます。

また様々な場面での対処方法について、常にイメージトレーニングを行っておけば、想定外のことが起きた場合の対応策も広がります。会社の社長になるような人たちは、常に仕事上のリスクと対処法を想定しています。だから会社全体に影響を及ぼすようなことが起こっても、適切な判断が下せるんです。イメージトレーニングはいつでもできるので、ぜひ真似してみましょう。

判断力を鍛える方法②上司に相談

仕事についての判断力に関してのみ言うなら、もっとも手っ取りばやいのは常に上司に相談することでしょう。相談ばかりしていたら自分の判断力がつかない、と思うかもしれませんが、何も逐一相談して支持を仰ぐわけではありません。相談というより、指示された仕事の意味や目的まできちんと上司に確認を取るのです。

仕事で必要とされる判断には、その仕事を指示したり、管理している上司の意図をくみ取ることも必要になります。もちろん今やっている仕事について、その意味や目的まできちんと把握できていれば相談の必要はないでしょう。でも実は上司の意向と違っていたという場合もあります。それを避けるために事前に確認しておくことが、仕事で適切な判断をするコツです。

判断力を鍛える方法③新しいことに挑戦する

自分で判断する機会が少ないと判断力は低下してしまいます。そのため常に新しいことに挑戦してみるのも、判断力を鍛える方法になります。仕事でも新しいことを任される機会があればどんどん挑戦しましょう。新しいことを始めるときは、判断が必要とされる場面に多く出会います。そうして自分で判断する経験を積み重ねれば、判断力は高くなっていきます。

それに新しいことを始めることは、判断力に必要な知識や経験を新しく身につけることにもなります。仕事に限らずとも、プライベートで新しく趣味を始めたり、行ったことがない場所に旅行に行ったりすることでもいいでしょう。新しいことを始めて判断する経験を積みながら、いろんなことを知って判断するための材料にもなっていくはずです。

判断力を鍛える方法④状況をよく観察する

判断力を鍛える方法4つ目は、状況をよく観察する習慣をつけることです。仕事でも自分の立場や、自分がしている以外の仕事、会社全体の動きなど、一見自分が直接関係していないようなことでも、常によく観察しておきましょう。もちろん自分の同僚や上司など、直接一緒に仕事をしている人についても同様です。

この方法で判断力が鍛えられる理由は、なにかを判断する際に必要なのが状況を適切に把握して、きちんと整理することだからです。判断力がない人が失敗する原因の一つが、状況をきちんと把握していないことです。状況の把握は適切な判断の前提になるので、この点が間違っているとほとんど適切な判断はできないといえるでしょう。

判断力を鍛える方法⑤他人の意見を否定しない

判断力を鍛える方法5つ目は、他人の意見を否定せずに聞くことです。これは他人の意見をなんでも、そのまま鵜呑みにしてしまうこととは違います。判断力のない人は考え方や視野が狭い傾向にあります。それに自分の固定観念に縛られていては、判断する際の選択肢も限られてしまいます。

判断力に必要な視野を広げるのに、一番有効なのは他人の意見や考えを聞くことです。なかには当然、自分とは全然違った考えの人や、絶対に受け入れられない考えの人もいるでしょう。でもそういった意見や考えを否定して、まったく考慮しないと、自分だけの考えに縛られて、結果的に判断力も低下していってしまいます。

判断力を鍛える方法⑥知識をつける

判断力を鍛える方法6つ目は知識をつけることです。判断を下す際に知識があるのとないのとでは、下せる判断に大きな違いが出てきます。特に仕事については、自分の行っている仕事の知識がないといけないのは言うまでもありません。でもそれ以外にも、ニュースや社会問題などについても知ったり、自分で調べたりすることで知識を増やすことはできます。

知識をつけることは様々な出来事に対して、自分の意見を考えることにもなります。自分なりの意見や考えをまとめたり、他の人の意見を知ったりすることで、単に知識だけでなく、判断力にとって大切な視野も広げることができます。そうすればいざ判断が必要になった場合に、選択肢も自然に増えるはずです。