「専門実践教育訓練給付金」が利用できる人気の資格3選

(写真=PIXTA)

専門的な知識や技術を身につけたい人が、厚生労働大臣指定の講座を受講し修了した場合に支給されるのが「専門実践教育訓練給付金」です。

看護師や救急救命士、理学療養士や歯科衛生士、美容師や建築士など(業務独占資格)に加え、栄養士や調理師、社会福祉士や保健師など複数の資格(名称独占資格)が対象です。

専門実践教育訓練給付金は、業務に必要な専門資格の取得を目標として利用する制度ですので、働きながらの取得が難しいものもあります。ここでは週末や夜間のスクーリングなどで働きながら取れるとされる資格を3つ紹介します。

キャリアコンサルタント 職業選びをサポート

学生や労働者のキャリアプランをサポートするため職業生活設計や職業能力の開発や向上に関する相談に応じるキャリアコンサルタント。企業や教育機関、ハローワークなどで職業選びを支援するために必要な国家資格です。

社会福祉士 ハンディキャップのある人を支援

介護現場などで、身体的や精神的、経済的にハンディキャップのある人から相談を受けて、日常生活が行えるような支援をする社会福祉士。福祉の相談に応じ、多様化する社会福祉サービスのコーディネートを行うために必要な国家資格です。

調理師 安全に料理を作る

調理師は食品に関する栄養や衛生、調理法などの知識を持ち、安全に料理を作る調理師。レストランや食堂、学校や病院などで食事を作って提供するために必要な国家資格です。

給付金がもらえるかどうかのポイントは2つ

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教育訓練給付金がもらえるかどうかのポイントは2つあります。「受講する講座が教育訓練給付金の対象講座であるか」と「雇用保険の加入期間が一定以上となっているか」です。

お金がもらえることがわかったら、キャリアアップ、お給料アップに向けて資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

文・杉浦詔子(ファイナンシャル・プランナー/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント)

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