もうこの彼氏とは未来を望めないかも…年を重ねるごとに、恋愛に結婚という文字が見え隠れします。一生を添い遂げられる人を見つけることが重要ですが、それを望めない場合は別れを選ぶのも適切です。今回は彼氏を傷つけず別れを告げる上手な方法をご紹介いたします。
彼氏に別れを告げるタイミングは?
誰かと恋人同士になるのはとても幸せなことです。付き合っていく上で付き合うまではわからなかった性格や趣味、彼女に対する態度などを知ることができます。
特に年齢を重ねると、恋愛と結婚を繋げて見る人も多いですよね。この彼氏とは結婚できないかも、と思ったら、お互いのためにも早めに別れを切り出すことが先決です。
まずは彼氏に別れを告げるベストなタイミングについてご紹介いたします。相手をより傷つけない方法なども合わせて見ていきましょう。
①デート終わりに
まず、デート終わりに別れを告げるという方法が挙げられます。最後の思い出だと思って、デートはしてから、最後にしっかりと別れたい気持ちを伝えることが大切です。
デートの最中からいつもよりそっけない態度を取るなど、伏線を張っておくとより別れを切り出しやすくなりますので、デートの最中から意識しておきましょう。
②デートの途中でもOK
デートの途中、どこかカフェに寄ったり二人でゆっくりと話すことができる場所に来た時に別れたい気持ちを伝えるのもいいタイミングでしょう。
ゆっくりと話すことができる場所を作ることで、彼氏も納得して彼女と別れることができますので、話し合いをすることができるタイミング作りはとても大切です。「ちょっと疲れたからカフェで休憩しよう」など、それとなく話ができる場所に誘導することで、ゆっくりと話をすることができます。
③記念日が終わった後に
例えば彼氏との交際◯年記念日や誕生日、クリスマスなど、恋人同士の記念日となる日は避けておいた方が良いです。それらの日を思い出すたびに、彼氏は彼女だったあなたと別れた記憶も同時に思い出してしまいます。
タイミングとしては記念日が終わった数日後を目安に別れを持ちかけるのがおすすめです。彼氏を傷つけたり、過去の傷跡を残させないようにするのが彼氏を傷つけない別れ方としてとても大切です。
同じ理由で彼氏の身内に不幸があった時や仕事などで失敗をして落ち込んでいる時など、相手が精神的に疲れている時も別れを告げて追い討ちをかけてしまわないようタイミングをずらすのがベストです。
④LINEの場合は起きている間に
最近ではLINEを使って別れを告げる場合もあります。もしLINEで別れを告げる場合は、相手が起きているタイミングを見計らって送るのがおすすめです。仕事から帰ってきた夜のタイミングがベストで、相手もすぐに返事を返しやすく、ゆっくりと話ができる時間であることがベストです。
もちろんLINEなどを使って別れ話を切り出されることを好ましく思わない男性もいます。遠距離恋愛中の方や、彼氏のDVなどに悩んでいて直接会って別れ話をするのが怖い人におすすめの別れ方であると言えます。
別れ話がこじれないよう、後でご紹介するLINEでの別れ方のポイントを合わせてチェックしておきましょう。
別れを告げる方法
別れ方には大きく分けて二つの方法があります。直接会って別れの意思を伝える別れ方か、LINEなどのメッセージを利用して別れを告げる別れ方、あなたはどちらを選びますか?
もちろんどちらにもメリット・デメリットがあり、どちらを選ぶかでタイミングや場所も様々違ってきます。
彼氏・彼女の関係性や性格など、そのメリット・デメリットをうまく活用して、彼氏がより傷つかない方の別れ方を選ぶよう、取捨選択をしましょう。
直接派
実際に直接会って別れを告げる方法を選ぶ方が多いです。直接会った方が真剣味が伝わったり、彼氏ももやもやを残すことなく、とことん話し合って別れを選ぶことができるのが直接会って別れを告げるメリットです。
また、直接話し合うことで相手の気持ちをちゃんと知ることができたり、誤解があったことや今後の将来について話し合うこともでき、別れる以外の選択肢が見えてくることもあります。
一方で、そのデメリットとして、彼氏のDVなどに悩んでいた場合、別れを告げることで彼が興奮して怒鳴ったり暴力を振るったり、かえってトラブルに発展してしまうこともあるので、そういう彼氏の場合は様子をしっかり伺いましょう。
LINE派
LINEで別れ話をすることは一般的には好まれないかもしれませんが、直接会って別れを告げるデメリットでご紹介したように、彼氏のDVなどの兆候があり、暴力や暴言に怯えている女性にとってはLINEなどのメッセージツールを使って別れを告げる方法もおすすめです。
また、文章に書き起こすことで自分の気持ちをより明確に伝えることができるなど、文章のやりとりで別れ話をすることにもメリットはあります。直接会うと緊張してうまく別れ話を切り出すことができない、という方にもおすすめの別れ方であると言えます。
彼を傷つけない別れの言葉
彼氏との別れ方において、別れの言葉はかなり重要です。言葉選びを間違うだけで、別れ方がこじれてしまったり、トラブルに発展する可能性もあります。こちらでは彼氏と別れる上での言葉選びについてご紹介いたします。
また、別れ方や話し方のポイントも合わせて押さえておくことで、より円満に彼氏と別れてそれぞれの道へ前向きに進むことができます。
①理由ははっきりと言う
「別れよう」ではなく、「こういうところが嫌いだから別れよう」と、理由ははっきりと言いましょう。正直タイプじゃなかった、話や価値観、趣味が合わないことに前々から不満を感じていたなど、その理由は別れようと思っている方ならはっきりとわかっていますよね。
彼氏を余計に傷つけてしまうと案じて理由を言わないことで、彼氏の方もなぜ別れを切り出されたのかわからず、より話がこじれてしまいます。別れようと思った理由を伝えることで、彼氏の方もこの先新しい彼女ができたときに、その点を気をつけてより良い恋愛をすることができるので、お互いのためにも理由を明確化させることは重要です。
②好きな人ができたことを伝える
「他に好きな人ができたから別れよう」と、決して彼氏の方に原因がなく、例えば職場などで彼女の方に好きな人ができたときは、そのことを正直に伝えましょう。好きな人ができて、今の彼氏と真剣に付き合うことができない気持ちがあることを伝えることがとても重要です。
もちろん彼氏に対する謝罪の気持ちもしっかりと伝えましょう。彼氏に非はないことを伝える言葉選びが、より彼氏を傷つけない方法です。
③まだ好きかもしれないという可能性は持たせない
「あなたのことは好きだけれど、仕事も忙しいしあまり会えないから別れよう」はNGです。彼女はまだ自分のことが好きかもしれない、という期待を持たせるような言葉選びをすることで、彼氏にも未練を持たせてしまうことになります。
特に遠距離恋愛などの場合、お互いのことが好きなのに距離が原因で別れてしまったという風に伝えてしまうと、じゃあ遠距離であることが解消されればまた付き合うことができるのでは、と彼氏は期待してしまいます。
キッパリと別れたい場合は、「もう嫌いになったから」としっかりと相手に恋愛感情がなくなったことを伝えましょう。
④性格が合わないことを伝える
「性格が合わないから別れよう」という言葉選びは、実はとても効果的な別れ方です。性格は人それぞれで、たとえ彼氏や彼女に言われたからといってそう変わるものでもありません。
性格が合わないと感じたままずっと付き合っていくことで、お互いにモヤモヤを感じたままになるよりも、いっそのこともっと性格や趣味が会う別の人と付き合った方が賢明です。彼氏の方も、「性格が合わないなら仕方がないな」と彼女を諦めることができます。
性格が合わないことは彼氏、彼女どちらの責任でもありません。お互いがより幸せな未来を歩むためにも別れを選ぶのもひとつの選択であると言えます。
⑤原因が自分にあることを伝える
「仕事に集中したいから別れよう」「あなたに興味がなくなったから別れよう」と、彼氏の方に非がなかったことを強調することで、彼氏も傷つくことが少ないです。
原因は彼女の方にあったこと、そして謝罪の気持ちを述べて、合わせて相手への感謝の気持ちを伝えることで、きっぱりと別れを選ぶことができます。言葉選びにおいて、別れを切り出す彼女の方を悪役にしてしまうこともひとつの優しさであると言えます。
⑥感謝の気持ちは忘れずに
「今までありがとう」と、最終的には別れを選ぶ結末になったとしても、幸せな気持ちを感じさせてくれたり、長い間一緒にいてくれた彼氏に対する感謝の気持ちを忘れずに言葉にして伝えるようにしましょう。
相手に対する恋愛感情はもうなくなったとしても、だからと言って彼氏に対して雑に対応して良い、ということにはつながりません。しっかりと丁寧な言葉で相手に感謝の気持ちを伝えることで、別れたとしてもひとつの思い出として立ち直って前を向いて歩んでいくことができます。