梅が有名な筑波山梅林ですが、初夏には色とりどりの紫陽花が楽しめるのをご存じでしょうか？今回は知る人ぞ知るつくば市の紫陽花の名所、筑波山梅林についてご紹介します。
つくば市の隠れた紫陽花の名所！筑波山梅林
筑波山梅林は茨城県つくば市沼田にある、筑波山中腹の標高約250m付近に位置する市営の梅林です。
斜面に広がる4.5ヘクタールの広大な園内には、例年1月下旬頃から早咲きの梅が咲きだし、2月から3月にかけて約1,000本もの白梅・紅梅が咲き誇り、梅の名所として有名です。
そんな梅が有名な筑波山梅林ですが、実は知る人ぞ知る紫陽花の名所でもあります。約1,000株もの紫陽花が植えられていて、梅雨のころになると色とりどりの花を咲かせます。
筑波山梅林の初夏の風物詩として知られる紫陽花ですが、やはり梅の印象が強く、紫陽花の名所としては穴場スポットです。
梅のシーズンに比べると大きな混雑もなく、入園無料でゆっくりと紫陽花を観賞できるので、ぜひ訪れてみて下さいね。
初夏の風物詩！筑波山梅林の紫陽花を楽しもう
筑波山梅林の紫陽花の見ごろは、梅雨のころです。麓の筑波山おもてなし館周辺から頂上の展望四阿(あずまや)にかけて、園内の西側を中心に咲いています。
紫や白、ピンク色など、色とりどりの紫陽花が咲いていて、車道沿いからも梅林内からも観賞することができます。
筑波山中腹ということもあり、傾斜のある道が続くので、歩きやすい靴や服装がおすすめです。車道からでも山道からでもそれなりに登りますが、梅林内の至るところに休憩所や展望所があるので、休憩しながらゆっくりと観賞することができます。
頂上が近づいてくるにつれて見ごたえも増していき、絶景と紫陽花のコラボレーションも楽しめます。
特に梅林最上部の展望四阿周辺の紫陽花はお見事で、全長130メートルのつづら折りの木道周辺ではたくさんの紫陽花を見ることができます。
ここまで歩いてくるのが大変という方は、展望四阿のすぐ手前に専用の駐車場があるので、そこまで車を利用するのもおすすめです。
筑波山の自然と美しい景色と共に、ぜひ満開の紫陽花を楽しんでみて下さいね。
紫陽花鑑賞後の休憩に♪筑波山おもてなし館
紫陽花鑑賞後にぜひ立ち寄っておきたいのが、梅林の麓にある「筑波山おもてなし館」です。のんびりと過ごせる休憩所やテラス席、自然に関する展示のほか、カフェもあります。
地元の食材を使用したドリンクメニューが豊富に用意されていて、かき氷やフランクフルトなども販売されています。
様々なオリジナルメニューが並んでいますが、そのなかでも特におすすめなのがブルーベリーカフェオレ(300円)！
筑波山周辺の観光案内情報やお土産なども販売されているので、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。
