「運転中に眠くなる」「会議中なのに無性に眠くなる」「たっぷり寝ているはずなのに眠くなる」こんな経験ありませんか?
眠くなるとどうしても我慢できない眠気…。「眠ってはいけない」とわかっていても眠くなる…。今度そうなる前に眠気覚ましの対処法を知っておけば安心です。今回は突然の眠気が襲ってくる前にできる予防や眠気を覚ます対処法を紹介していきます。
眠気の原因と予防対策
「十分に寝ているはずなのに、眠気に襲われる」
日中に襲ってくる眠気には、さまざまな原因が考えられます。
睡眠の質
睡眠は、睡眠時間だけではなく睡眠の質が低下してしまっていることで日中の眠気がでてしまう場合があります。睡眠は心身共にリラックスさせたり、回復させる効果があります。睡眠の質を改善させるには、生活習慣に心がけていく必要があります。
寝る前のカフェインや飲酒
- カフェインは就寝前の4時間前から摂らないようにしましょう。
- アルコールは、目安として一般の成人男性の場合「ビール500ml」「日本酒180ml」程度の飲酒量の場合、就寝前の4時間前に飲むようにしましょう。
就寝前のスマホやパソコン
寝る前のスマホやパソコンのはブルーライトの影響により、睡眠に悪影響になります。1時間前にスマホやパソコンの使用は避けるようにしましょう。
寝室を快適にする
・寝室の明るさ
・寝室の温度(夏26度、冬16度~19度)
・寝室の湿度(湿度50%)
・寝巻(パジャマ)
体内時計の乱れ
就寝前にスマホやパソコンを使用することでブルーライトを浴びます。体内時計を調節したり眠気を催したりするはたらきを持つ「メラトニン」というホルモンの分泌が抑制してしまいます。メラトニンの分泌が抑制されると脳が昼間だと勘違いしてしまうことで、体内時計がずれてしまいます。そして朝は起きたらカーテンやプラインドを開け、太陽の光を浴びるように心がけていくことで体内時計の調節をしてくれます。
眠気を解消する方法
「突然くる眠気」対処法の中ですぐできる対処法を紹介します。
深呼吸をする
眠気を覚ますには、脳の活性につながる深呼吸が効果的になります。
《やり方》
息をゆっくり吐き、鼻からゆっくり息を吸い込みます。背筋を伸ばした状態で息を深く深呼吸するように意識をしながら行います。5回程度、繰り返してみましょう。
眠気覚ましのツボ
眠気覚ましに効果的なツボを押してみましょう。
《やり方》
まずは中指にある中衝(ちゅうしょう)と呼ばれるツボを説明します。人差し指側へ少し上がったところにあるツボが眠気に効くといわれています。痛気持ちいい程度に押していきましょう。
仮眠(パワーナップ)
休憩時間を利用して仮眠をとるようにしましょう。仮眠をとることで集中力や作業効率もあがります。
《やり方》
仮眠(パワーナップ)は、15分以内を目安に行いましょう。長時間の仮眠は、脳が熟睡モードになってしまうため、5分から15分程度にアラームを設定しておくと良いでしょう。