ツライ生理痛をやわらげるカギは、血流にあることをご存知でしょうか?

今回は、ヨガインストラクターの筆者が、生理痛のメカニズムから悪化させる食べ物と和らげる食べ物をご紹介していきます。

痛み止めの薬に頼る前に、食事の改善をしてみましょう。

生理痛におすすめの食べ物はカラダを温めて血流を良くする物

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

生理痛でまず意識してほしいこと、それはカラダを温めてあげることです!

一言に生理痛といっても、その度合いには個人差がありますが、共通して言えるのは生理痛がひどい人の特徴は冷えていること。

つまり、血流が悪くなっています

カラダが冷えることで血管が収縮し、血液循環が悪くなります。

冷えが続き、血液循環が悪くなると、経血を押し出すときに強く子宮が収縮されます。

これが生理痛を悪化させることに関係するので、体を温め血液循環を良くすることが生理痛の緩和につながります。

生理痛には、カラダを温める作用がある食べ物と栄養素をしっかり補給して、カラダを労ってあげましょう。

生理痛は食べ物でやわらぐの?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

では、なぜカラダが冷えていると生理痛がヒドくなってしまうのでしょうか。

生理とは、はがれ落ちた子宮内膜が体外へ排出される現象だということ。

ここまでは女性なら知っている方がほとんどでしょう。

生理の際に内膜を排出するために子宮は収縮を何度も行いますが、これがお腹の傷みや腰痛となって現れます。

冷えがあり子宮の血流が悪くなっていると、子宮が固くなってしまいます

これは、子宮内膜を排出するための収縮が上手くできない状態

それでも排出をしなくてはいけないので、必要以上に強い子宮の収縮が促され、ツライ生理痛となってあらわれるのです。

カチコチの子宮がぎこちない動きで収縮を繰り返すところを想像すると、お腹が痛くなるのもなんだか納得ですよね。

血流がよく柔軟な子宮なら、もっとスムーズに痛みなく収縮することができます。

つまり、 ツライ生理痛を改善するには血流を改善することが大切!

運動も効果的ですが、食べ物に気をつけることでも血流を良くすることができますよ。