初めて彼氏の両親に会うとき、初めて彼氏の実家に行くときは、緊張して失敗してしまわないか心配になりますよね。今回は、彼氏の両親に挨拶する際のマナーや注意点を細かくお伝えしますので、しっかりチェックして準備をしてくださいね。
彼氏の両親への挨拶に行く…!
彼氏の両親への挨拶というのは、なかなか緊張するイベントですよね。彼氏とより親密になれるチャンスでもありますが、失敗すると付き合いを反対されてしまう可能性もあります。彼女として気を付けるべき注意点を紹介しますので、しっかりと備えてくださいね。
彼氏の両親に挨拶に行くタイミング
彼氏の両親へ挨拶に伺うタイミングは、実はいくつかあります。紹介してもらうタイミングによって緊張度が違うので、緊張しやすい人は、あらかじめ彼氏から話を聞き、イメージトレーニングをしておきましょう。
付き合って半年などのタイミング
付き合ってある程度が経つと、彼女を両親に紹介したい、デートのついでに会って欲しい、両親から連れて来いと言われたなどのタイミングが訪れることがあります。
この場合は日常的なラフな挨拶でOKですが、最低限の常識やマナーは必要です。中には、結婚もしていないのに挨拶なんて、と思う人もいるので、あらかじめ彼氏に両親の考えを確認しておいてもらいましょう。
同棲するとき
同棲を始める前には、お互いの両親に話を通しておく必要があります。両親としても、相手の顔を見ておきたい、どんな人か知っておきたいという気持ちが強いはずです。
同棲はただ長い時間を一緒に過ごすだけでなく、家賃の折半や家具家電の共有など、お金が関わってきます。だらしない人は警戒されるので、自分の職業をきちんと説明できるよう準備をしておきましょう。
結婚するとき・プロポーズを受けたあと
一番緊張を伴うのが、結婚の挨拶です。結婚の報告でもあり、両親に結婚の許可をもらうというイベントでもあります。
いつもよりも身綺麗な格好で赴き、言葉遣いにも気を付けましょう。これから家族としての付き合いが始まるので、自分を知ってもらいたい、仲良くなりたいという気持ちを忘れずに挨拶をしてくださいね。
彼氏の両親に挨拶するときのポイント
彼氏の両親への挨拶は、どれだけ良い印象を与えられるかがポイントです。どんな両親も、自分の息子が愛されているか、敬われているか、幸せそうかなどを心配しています。両親を安心させるために、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
最初の挨拶が肝心
最初の挨拶では、彼氏が紹介してくれることもありますが、自分でも名前や職業など、聞かれる前に簡単な自己紹介ができるように準備しておきましょう。
話しかけられるまでぼんやりしている、彼氏に全部言わせるなどは、良い印象を与えません。「初めまして」から始まり、「○○さんとお付き合いさせていただいている△△です」のように、丁寧にはっきりと挨拶しましょう。
笑顔で両親の目を見て話す
和やかに会話が始まったら、笑顔で、両親の目を見て、はっきりした口調で話すことが大切です。緊張していたとしても、下を向いていたり彼氏の方ばかりを向いているのはNG。
彼氏を挟んでの会話になりがちですが、両親と直接することを意識しましょう。質問に答えることはもちろんですが、会話が盛り上がるよう、事前に話題を用意しておくと良いですよ。
敬語で話すことはマナー
目上の人とは敬語で話すことは常識ですが、彼氏の両親も同じです。フランクな職場だから先輩にも敬語を使わない、という人もいるかもしれませんが、日頃から敬語をしっかりしておかないと尊敬語と謙譲語を間違えるなど、失敗しがちです。
ぎこちない敬語にならないよう、普段から目上の人には正しい言葉遣いで話すようにしましょうね。
イマドキの言葉遣いには注意して
あなたと彼氏と同年代なら、普段は若者が使うような言葉を多用しているかもしれません。彼氏が使う言葉なら、彼氏の両親に使っても良いだろう、わかってくれるだろうと思うかもしれませんが、挨拶の場では避けましょう。
意味が正しく伝わらないだけでなく、軽い印象を与えたり、バカにされていると誤解を与えたりしてしまいます。
彼氏の呼び方は「さん」付け
彼氏のことを普段は呼び捨てやニックネームで呼んでいたとしても、両親の前では「さん」付けで呼びましょう。自分の子どもを呼び捨てにされて不快に思う人もいるかもしれませんし、品がないと思われる可能性もあります。
両親の人柄によっては、「くん」付けでもOKな場合もあります。「普段と同じでいいから」と言ってくれるような両親なら、自然な呼び方も許されるでしょう。
彼氏を大切にしているか
両親としては、実はあなたが常識のある人間かどうかよりも、自分の息子を大切にしてくれているかがが重要であることが多いです。
会話に慣れてきたからといって、彼を小バカにするような態度や言葉は絶対にNG。恥ずかしいと思わず、彼のためにしたいことや、料理を勉強していることなどをアピールし、彼を尊敬しているという態度を貫きましょう。
2人の関係性もチェックしている
彼氏の両親は、あなたと彼氏とのちょっとしたやりとりもしっかりと見ています。呼びかけるときの声のトーン、物を落としたときのさりげないフォロー、笑い合うタイミングなど、何気ないところから二人の関係性はチェックされています。
演技をする必要はありませんが、二人でこそこそ話すなど、誤解を招くような行動は慎んだ方がベターです。
彼氏の両親に挨拶に行くときの手土産・渡し方は?
初めて彼氏の家にお邪魔するなら、手ぶらというわけにはいきません。たとえ彼氏が「いらない」と言ったとしても、失礼のないように手土産を用意しておきましょう。常識のある彼女として、ぐんと印象がアップしますよ。
両親の好みをリサーチしておく
手土産を持って行くなら、やはり彼の両親に喜ばれるものがベストです。洋菓子派か和菓子派か、好きなスイーツ、苦手な菓子類はあるのかなど、あらかじめ彼氏に聞いておきましょう。
なんでもOKな両親なら、老舗デパートや有名店のお菓子をチョイスすると、失敗しません。日持ちしないものは避け、足りないことがないように、一緒に暮らしている人数も確認しておくと良いですね。
地元の名産なども◎
迷ったら、あなたの地元の名産や、現在二人が暮らしている街の人気菓子もおすすめです。そこから話をふくらませることができ、あなたのことを知ってもらうきっかけにもなります。
自分で買うことが難しければ、自分の両親に送ってもらったりネットで購入するのも良いでしょう。今はアンテナショップもあるので、早めにチェックしておくことをおすすめします。
手土産予算は2,000円~3,000円
予算は悩むところですが、あまり安すぎると微妙な空気になりますし、高すぎると遠慮されてしまう可能性もあります。
大げさになりすぎないよう、予算は2,000円~3,000円あたりで考えておくとベスト。気を遣われることもなく、和やかに受け取ってもらえる金額です。費用はもちろん、挨拶に伺うあなたが持ってくださいね。
のしは必要なし!
彼氏の両親への手土産は、お祝いやお返しといった形式張ったものではないので、のしは必要ありません。
ただ、お菓子の箱をむき出しで持っていくのではなく、包装紙に包んでもらったり、お店の紙袋に入れてもらうようにしましょう。特別なことは必要ありませんが、なるべく上品に見えるよう意識してくださいね。
挨拶のあと紙袋から出し、正面を相手側へ
手土産は玄関先で渡すのではなく、リビングなど部屋に通してもらい、挨拶を済ませてから渡しましょう。紙袋に入っている場合は、袋から出し、相手から見て正面になる向きにして渡します。ちなみに、袋はたたんで持ち帰るのがマナーです。
「ほんの気持ちですが」「お口に合うと嬉しいです」のような言葉を添えて、スマートに渡してくださいね。