夜になると涙が出るときに考えられる原因
涙の理由がわからないと、どうやって涙を止めればいいかもわかりませんよね。
夜になると涙が出る人が抱えやすい原因を紹介するので、自分に当てはまっていないか確認してみましょう。
ストレス
夜になると涙が出るとき、真っ先に疑うべき原因はストレスです。
人間関係で悩んでいる、彼氏と喧嘩した、仕事が覚えられない…など、一つ一つは小さなストレスでも、積み重なれば心に大きな負担をかけます。
ストレスは、自分では気づかないうちにためてしまっていることも多く、無自覚な本人に訴えるために体が涙を流すことも珍しくありません。
強いストレスを抱えている場合、夜になると涙が出る以外にも体の不調が現れることがあるので、まずはじっくり心身の調子を分析してみましょう。
不安や孤独
将来に対する漠然とした不安や、何となく虚無感に襲われ孤独を感じることは、誰にでもあります。
夜になると涙が出るのは、このような不安や孤独が大きくなり過ぎているのかもしれません。
不安や孤独はどんな人生にも付きまとうものですが、考えても仕方のないケースが大半です。
答えが出ない不安や孤独に正面から向き合うと疲れてしまうので、意識して考えないようにすることも大切ですよ。
日中の刺激
夜、1人になると涙が出るという場合は、日中の刺激に精神的疲労を感じているのかもしれません。
何気ない日常のなかにも、人の顔色を伺ったり少しの失敗を引きずってしまったりと刺激はたくさん潜んでいます。
このような刺激をたくさん受けると気持ちがいっぱいいっぱいになり、夜1人になると緊張から解き放たれた安心感で涙が出ることがあるのです。
自己嫌悪
夜になると涙が出る原因は、自分のことを嫌ったり責めたりする自己嫌悪かもしれません。
自己肯定感が低い人に多い原因で、自分に自信が持てないからこそ「自分はダメな人間だ」「こんな自分はいらない」と嫌悪感を抱き過剰に責め立てるのです。
しかし、自分で自分を否定する行為は大きなストレスを生むため、心が限界を突破すると涙が出ます。
また、自己嫌悪によって涙が出ると、泣いた自分を責めてさらに心を追い詰めてしまうことも珍しくありません。
セロトニン不足
セロトニンとは、幸福感を強めストレスを感じにくくする神経伝達物質の一つ。
夜になると涙が出るのは、このセロトニンが不足していることが理由かもしれません。
セロトニンは、朝日を浴びることで大きく増やせますが、1日中活動し夜になるにつれ徐々に減っていってしまいます。
そして夜がふけ完全にセロトニンが枯渇すると、精神的に不安定になりやすく、ネガティブ思考が加速して涙が出ることがあるのです。