なくしもの・探し物が絶対に見つかる!と話題の「はさみさんのおまじない」を知っていますか?怖いくらいに効果があるとの口コミ多数のこのおまじないは、一体どんなものなのでしょうか。詳しいやり方や試した人たちの嬉しい口コミなど、ちょっと不思議な「はさみさん」についてご紹介していきます。
はさみさんのおまじないとは?
なくしもの・探し物が絶対見つかるおまじない
「はさみさんのおまじない」とは、なくしものが見つからないときに使うおまじないです。もともと花柳界を中心に民間で古くから知られる由緒正しいおまじないだそうで、近年の若い世代でも一部では「おばあちゃん・お母さんから子供のころに教わったおまじない」として親しまれていました。
流行したきっかけはテレビ番組内で中居正広さんが「これで絶対見つかる!」と紹介したことでした。そこからネットなどを通じてこのおまじないは「怖いくらい見つかる」と一気に拡散され、試した人たちからとても頼りになる不思議なおまじないとして大反響を呼んだのです。
単なるオカルトではなく心理学的な意見も
はさみさんのおまじないは「人の脳や記憶などに作用するのではないか」という心理学的な意見もいくつかあります。その1つは、おまじないをするときに「はさみを顔の横で動かす」という動作があり、その動作を怖いものと感じた脳が、無意識のうちに探し物に関する記憶を引き出そうとしているというものです。
もう1つの見解は、いったん探すという行動をやめて「何を探しているのか」をおまじないの呪文で冷静に整理し、潜在意識に働きかけているのではないかというもの。どちらにせよ、本人が忘れてしまった記憶を引き出そうとする働きです。もちろん研究されたわけではないので真相は分かりませんが、意外とありえる話ですよね。
おまじないってなんだか呪術的で怖いな、というイメージをお持ちの方も、これを聞けば少し気持ちが和らぐのではないでしょうか?詳しいおまじないの方法はこれから下記でご紹介いたしますので、どうぞ安心して読んでみてください。
はさみさんのおまじないのやり方は?
物を無くした時の救世主!「はさみの儀式」のやり方
はさみさんのおまじない「はさみの儀式」の手順をご紹介いたします。儀式と言っても、そんなに構えなくて大丈夫です。用意するのはどのご家庭にも必ず一つはある「はさみ」だけ。新品だとか、特別なものでなくて構いません。100均のはさみでもキッチンばさみでもなんでもいいんです。
はさみの儀式のやり方
用意したはさみを顔の前、もしくは頭の横でしっかりと持ちます。
はさみをちょきちょきと動かしながら「はさみさん、はさみさん、私のなくした〇〇はどこにありますか?」と尋ねてください。(尋ねる時の言い方に特に決まりはありません)
メインの手順はたったのこれだけ。動かす場所が場所なので、はさみは近づけなくて大丈夫です。どのくらいの距離で行っても効果にはなんの影響もありませんし、くれぐれも怪我には気を付けて行ってくださいね。ただしお願い事をするときは恥ずかしがらず、できればはっきりと声に出して尋ねることをおすすめします。
他にもはさみを糸でつるしたり結んだりしてお願いするやり方の方もいらっしゃいますが、TVで紹介されたものをはじめ広く知られているのはこの「頭の近くではさみを動かしながら行う」という、上記の通りのはさみの儀式でした。これは地域や年代などで、伝わり方が違うからなのかもしれませんね。
はさみさんのおまじないが終わったあとの探し方
はさみさんのおまじないが済んだあとの探し方は、ひといきついて気の赴くままに探してみるだけです。当然、はさみさんから「ここにありますよ」という返答が明確に返ってくるわけではありません。ですが驚いたことに、あれだけ見つからないと悩んだ探し物が絶対に、怖いくらいの高確率で見つかるんです!
なくした時期などについては、別に最近でなくても効果を発揮するそうですよ!なくしてから何日でも何年でも関係なく、はさみさんのおまじないを試した途端にあっさり見つかってしまうことが多いです。
もちろん、探し物がなんなのかによって最終的な効果の出方は様々です。ただ皆さんほぼ一致しているのは、なくしものが見つかったのははさみさんのおまじないを行ったあとすぐだった、というところですね。実際におまじないを試してみた人たちの口コミは後述しますので、まだ半信半疑の方も是非読んでみてください。
見つかったら「はさみさん」にきちんとお礼!
はさみさんのおまじないが成功して無事になくしものが見つかったら、はさみさんにきちんとお礼をしましょう!このお礼までがワンセットです。「見つかりました、はさみさんありがとう!」といった風に、口に出しても心の中でだけでも好きなように、あなたなりの方法ではさみさんに感謝を伝えてください。
たかがおまじないにお礼なんてと思わず、何事も感謝の心は大事です。もしかしたら今後も、物を無くした時にはさみさんに頼る場面が出てくるかもしれませんし、使用したはさみも大事にしてあげるといいかと思います。物を丁寧に扱い大事にする気持ちは、結果的になくしものを減らすことにもつながります。
もしそれでも見つからないときは
はさみさんのおまじないを試しても探し物が見つからないときは、少し待ってみるのも大事です。それこそ数分~1時間以内くらいで物が見つかったという話がほとんどですが、なかなか見つからないときでも焦らず、最低でも2日ほど待ってみるとよいとのことでした。
すぐに「やっぱり、はさみさんのおまじないなんて効かないじゃん」と思ってしまえばそれまでです。絶対見つかるんだと心に余裕をもって、効果が出るのを待ちましょう。
はさみさんは怖いおまじないじゃない!
はさみさんのおまじないは、決して怖いものではありません。はさみさんは幽霊でも悪魔でもないですし、はさみの「儀式」なんて時折仰々しく呼ばれているのも、はさみさんに深く感謝している人たちが冗談半分で崇めていることからきたものなのです。はさみさまさま!といったところでしょうか。
はさみに小さな手足が生えたゆるキャラのようなものや、手にしたはさみそのものなど、おまじないを利用している皆さんが想像した「はさみさん」は様々。あなたもお好きに想像して行ってみるとよいと思いますよ!なくしものに困ったら怖がらずに、はさみさんを頼ってみてください。
はさみさんのおまじないをやる時の注意点は?
お願いするときはなるべく一人になれる場所で!
はさみさんのおまじないは、なるべく明るくて、一人きりになれる場所で実行しましょう。人がいては絶対にダメということはありませんが、もし邪魔が入るとはさみさんとの意思疎通に支障が出るので、集中してできる一人の場所でやってください、ということが注意点として必ず挙げられています。
確かにあまり人には見られたくない行動かもしれませんし、先で述べた心理学的アプローチから言っても、探し物を見つけることだけに集中して思いっきりお願いするのは理にかなっているのではないでしょうか。
はさみさん以外のおまじないとの併用は避ける
はさみさんのおまじないを行うとき、早く見つけたいからといって他の探し物系のおまじないと絶対に併用してはいけません。はさみさんが他のもので邪魔されてしまって、効力を発揮できなくなってしまいます。単独でも十分強力なおまじないなので、はさみさん一筋で探しましょう。
頼りすぎはNG!
はさみさんのおまじないは、どうしても見つからず本当に困ったときだけにしてください。しかし頼りすぎたからと言って代償があるわけではないのです。例えば妖怪や古くから言い伝えられている迷信などは、ちょっとした戒めの意味を含むことが多く、はさみさんの場合も同じようなものだと考えられるのです。
はさみさんに頼りすぎるということは、つまりしょっちゅうなくしものをしてしまうだらしない人間であるということでもありますよね。「そうなってはいけない」という、昔の人が暗に込めた思いが感じられます。
ちなみに今回話題となったきっかけを作った中居さんは「はさみさんも忙しいから」としみじみ語っていたそうです。そういう考え方も、なんだかちょっとほほえましくていいですね。見つけたあとはよりいっそう物の管理にも気を付けて、できるだけはさみさんを休ませてあげましょう!