4.猫が寝る位置で気持ちがわかる?
顔の近くや足元
例えば飼い主さんの顔の近くであれば、「大好き」や「一緒にいたいよ」といった信愛の気持ちを表現していると考えられるでしょう。また布団の端や足元であれば、飼い主さんとの信頼感や心地良さを感じつつも、何か他に興味のあるものを発見したときにはすぐにそちらにも行けるように、と心構えをしながら眠っているのかもしれません。
とはいえ、その位置は決して飼い主さんに対する気持ちだけで決まるわけではなく、そのときどきの状況やそれぞれの好みによってさまざま変化するものです。
大切なのは、それぞれの心地良さを理解すること
例えば私たち人間も、疲れているときには一人でぐっすり眠りたい、昔はやわらかい枕が好きだったけれど、年齢を重ねるにつれて固い枕がフィットするようになった…など、睡眠に対するニーズの変化は多々ありますよね。
このように、温度・匂い・明るさ・狭さ・肌心地など、猫にも好みのバリエーションは数多くあり、季節や年齢、健康状態などによってもそのニーズは変化していきます。
大切なのは、そんな好みのバリエーションがどの猫にも存在するということを理解すること。
そして、愛猫の好みやそのときどきの気持ちを受け入れながら、“居場所選択の自由”を提供してあげることです。もちろん、飼い主さんご自身の快適さも忘れてはいけません。愛猫の気持ちを理解しながらも、お互いにとって快適な睡眠になるよう工夫してみてください。
5.まとめ
飼い主さんに対して親愛の気持ちを抱きながら一緒に寝ている愛猫の姿は、とても愛おしいものですね。たっぷりの愛情を与え、そして感じつつ、お互いの快適さも大切にしながら心地良い睡眠環境をつくっていってください。
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