5.保育園の洗礼を回避する方法4つ
保育園の洗礼は子どもにとってもママにとってもしんどいもの。子どもの辛そうな表情を見ると胸が締め付けられ、保育園に入れたのが正解だったのか?と悩む方もいるでしょう。保育園の洗礼を回避できるのなら回避したいのが本音ですよね。ここからは保育園の洗礼を回避するためにおすすめしたい方法4つをお伝えします!
(1)帰宅後は手洗い・足洗いor 即お風呂
保育園は裸足で過ごすので、お家にかえってくると手足には保育園の床やおもちゃについた菌やウイルスがついている状態です。小さい赤ちゃんはなんでも舐めてしまうため、手足についた菌やウイルスから感染してしまいます。なので、帰宅後はすぐにお風呂に入るルーティンを作りましょう。手づかみ食べなどで汚れてしまう時期でも、手足を石鹸でしっかり洗ってあげるだけでも十分効果はあります。
(2)早めの病院受診
風邪をひいたかな?と思ったタイミングですぐに受診をしましょう。 風邪はひき始めの行動が肝心です。小さい子どもは小児科を受診しても抗生物質などのお薬は出ず、鼻水が出やすくなる薬、痰が切れるお薬が処方となるケースが多いでしょう。風邪の期間を少しでも楽に過ごすためには早めの病院受診が肝です。先延ばしにしてしまうと風邪が長引く可能性があるので早めの受診を心がけましょう。
大人は症状が酷くなってから受診のケースが多く、受診のタイミングを自分で決められます。しかし、子どもは自分の意志で受診ができません。子どもは辛さを取り除くことよりも、ひき始めの対処で辛さを回避するのが大事ですし、なにより子どもを想った行動を取るのがベストです。
(3)鼻水はこまめに吸う
保育園に通っていると常に出ていると言ってもいい鼻水。鼻水を吸っても吸っても出てくるので手間も労力もかかりますが、鼻水はこまめに吸引するようにしましょう。鼻水はそのままにしておくと喉に垂れて呼吸が苦しくなったり、耳の方に流れると中耳炎を起こしたりする可能性があります。可能ならば自動の吸引機を購入し、呼吸が楽になるようにケアをしましょう。
市販の自動吸引機の圧力は病院と同じくらいの力だと感じます。鼻水をしっかり吸ってくれるので重宝しています!
人生で身近じゃなかった中耳炎。子どもができてから鼻水=中耳炎のリスクで、耳鼻科のお世話になる機会が増えました。
(4)鼻づまりを緩和して睡眠の質を保つ
大人でも寝苦しい夜はしんどさを感じてしまいますよね。鼻が詰まっていると夜中に何度も起きてしまい、体力の回復の妨げになってしまいます。ここで、鼻づまりを解消するための方法2つをご紹介します。
①鼻づまりを解消するグッズを使用する
病院から鼻づまりを改善するお薬が処方されますが、我が家の子どもはあんまり効果がないようで症状が改善するまで夜は苦しそうな日々が続いていました。そこで、私が幼少期に母に塗られていたヴィックスヴェポラップを使用したところ、夜泣きの回数が激減しました。
有効成分が皮膚に塗布され、蒸発し空気となり気道に入り込み鼻づまりなどの呼吸苦症状を緩和する効果があるとされています。生後6か月から使用が可能なので、保育園の洗礼で寝苦しそうな状態を少しでも楽にしてあげたいと思うママに、おすすめします。
我が家では生後7か月から使用しています。塗るのと塗らないのとでは、子どもの睡眠はもちろんのこと母である私の睡眠時間も大きく変わってくるので重宝しています!
♦ヴィックスヴェポラップの成分と使用の詳細について(引用参考:大正製薬)
使用年齢 | 1回量 | 使用回数 |
---|---|---|
生後6か月未満の乳児 | 使用しないこと | |
6か月~2才 | 3g | 1日3回 |
3~5才 | 4g | |
6~11才 | 5g | |
12才以上 | 6~10g |
- 成分
- dl-カンフル 5.26g、テレビン油 4.68g、 l-メントール 2.82g、ユーカリ油 1.33g、 ニクズク油 0.69g、杉葉油 0.44g 添加物:チモール、ワセリン
②背もたれを作り45°の角度で呼吸のしやすい体勢を作る
人は苦しいときに仰向けで寝ると苦しさを感じてしまいます。そんなとき、病院では背もたれを45°まで上げて呼吸のしやすい体位に変えていきます。赤ちゃんはSIDS(乳幼児突然死症候群)の危険性もあるので、大人の目が届く時間内でタオルケットを丸めて肩甲骨あたりに差し込み上半身を挙上させる体勢を確保します。一番安全なのは抱っこで体勢を作る方法ですが、自分の休憩時間の確保も必要です。ママやパパの目が届く所で呼吸のしやすい体勢を作り、子どもがゆっくり眠れる環境を作ってみましょう。
6.先輩ママの保育園の洗礼パターンをご紹介
保育園の洗礼を受けていて思うのは「他の家庭はどうなんだろう…?」ではないでしょうか?ここで、先輩ママの保育園の洗礼パターンをご紹介したいと思います。
(1)0歳クラスから預けているAさん
→我が家は4月入園のスタートでした。入園して1か月が経過したあたりから 2週間に1回のペースでお熱。そのたびに1〜2日のお休みをしていました。酷いときは1週間お休みとかザラでした。12月になりやっと落ち着いたと思ったら新型コロナに感染。1月になりようやく体調は落ち着いてきましたが、現在保育園は胃腸炎が流行中。我が子が罹るのも時間の問題だと思っています。
(2)1歳クラスから預けているBさん
→我が家は4月に入園をしました。常に鼻水がじゅるじゅるで夜も苦しそうで、結局重症の中耳炎になってしまい、定期的に耳鼻科にかかっています。お熱は出ていないけど、耳が痛いのか不機嫌でお休み…のパターンが多かったです。熱が無いのにお休みをするのは職場に申し訳ないとの思いがありましたが、パパと協力してなんとか乗り切りました。
(3)0歳クラスから預けているCさん
→我が子は感染症の流行中は元気なんです。だから保育園の洗礼は幻なのかな?と思っていたら感染症の流行が落ち着いてきたタイミングで最後にかかっていました…。しかも、症状が強く、治るまで1〜2週間かかってしまいました。1回の風邪でこんなに保育園を休むんだと驚きました。
(4)1歳児クラスから預けているDさん
→咳と鼻水がずっと続いていました。娘は熱が出る回数は少なかったのですが、とにかく咳と鼻水が辛そうでお休みをさせる回数が多かったです。一時は中耳炎も併発してしまいました。