HSP女性が限界なときの5つのサイン
ストレスを受けやすいHSP女性は、心が限界を迎えると以下のようなサインを見せることがあります。
HSPの限界サインを知って、危険な兆候を感じたら早めに休息や対処を取りましょう。
涙が止まらなくなる
HSP女性は敏感で感情がたかぶりやすいため、もともと涙もろいという特徴を持っています。
ですが「なぜか涙が止まらない」「急に泣く回数が増えた」という場合は、限界サインの可能性大。
感動して流す涙やうれし泣きは別にして、本来涙は悲しみや苦痛を和らげるために出るものです。
つまり、涙が止まらないということは、すでに心は限界を迎え悲鳴を上げているということ。
うつ病や適応障害の初期症状である可能性もあるため、サインが長引く場合は病院へ行きましょう。
睡眠時間が長くなる
「以前よりも睡眠時間が長くなった」「十分に寝たはずなのに眠い…」という症状も、実は限界サインかもしれません。
HSP女性は繊細な気質だからこそストレスをためて疲れやすく、その疲れを癒すためによく寝る人が多いといわれています。
また、強いストレスは人の眠りを浅くするため、長時間眠ることで睡眠不足をカバーしようとしているケースも多いです。
ストレスで不眠になる人もいますが、反対にストレスで過眠になる人も珍しくありません。
日常生活に支障をきたすほど眠気が強い場合は、医療機関を受診してくださいね
体調不良
強いストレスを受けると自律神経やホルモンのバランスが大きく乱れ、限界サインとしてさまざまな体調不良が起こることもあります。
HSP女性に多いストレスが原因の体調不良は、食欲不振や立ちくらみ、生理不順、長引く風邪などです。
ストレスによる体調不良は心の疲れが体に現れている状態であるため、早めに気づきゆっくり療養することが大切。
また、ストレスの根本を断ち切るためにはどうすればいいのかも考えてみましょう。
無気力状態が続く
ストレスが慢性化すると心が疲れ切ってしまい、無気力状態が続くことも。
何もやる気が起きない、しないといけないことさえできない、興味や喜びを感じにくくなっているなど、心が鈍くなっているのを感じたら要注意です。
HSPの女性は他人を尊重するうえ完璧主義だからこそ、ストレスを感じても無理をしてしまうことがよくあります。
ですが、慢性的なストレスはメンタルヘルスになる可能性を高めるため、自分なりに「うまく息抜きする方法」を身につけましょう。
いつも以上に自己肯定感が低くなる
HSP女性はもともと自己肯定感が低い傾向にありますが、心が限界を迎えるとさらに自分に自信がなくなり落ち込みや罪悪感を抱くようになります。
また、自己肯定感の低さから自分を「ダメな人間」だと決めつけて追い込むため、さらにストレスを感じるという負のスパイラルに陥りやすいです。
自己肯定感の低下は抑うつ状態や自殺願望につながることもあるため、早めにメンタルクリニックを受診することをおすすめします。