何かと心が荒む現代社会。「いつもイライラしている」「気持ちがスッキリしない」といった状態なら、それは心が荒んでいるのかもしれません。中には、コロナ禍でより気持ちが荒むという人も…。心が荒む時の特徴やあるある、対処法をご紹介します!
「心が荒む」の意味
荒む(すさむ)とは「心の持ち方などが乱れてきて、ゆとりがなくなること」を指します。
物事に対して繊細さがなくなり、心がトゲトゲした状態です。
荒むという言葉を使うのは心だけではありません。
「生活が荒む」「気持ちが荒む」などとも表現します。
また、雨や風などが激しくなることを「振り荒ぶ(ふりすさぶ)」と表現することもできます。
「心が荒む」の類語
「心が荒む」の類語や言い換えの一例をご紹介します!
- 気持ちが荒む
- 心が病む
- 精神のバランスが崩れる
- 心の病気になる
- 気持ちがささくれる
現代のストレス社会では、似たような言葉たくさん思い浮かびますよね。
心が荒んでいる人の状態・あるあるは?
心が荒んでいる人は、どのような状態にあるのでしょうか。
また、生活や性格にどんなあるあるがあるのでしょうか。
仕事で疲れた時や、物事がうまくいかない時など、あてはまる部分があるかもしれません。
ぜひチェックしてみてくださいね!
生活が乱れている
心が荒んでいると、生活にも影響が出てくるものです。
生活リズムが乱れて夜更かししたり、朝なかなか起きられなかったり…。
休日は何時間もダラダラしてしまうという人もいるでしょう。
食生活が乱れるという人も。
心が荒むと身なりが乱れてくるという人もいます。
おしゃれやメイクをする余裕がなくなってくることも。
「最近疲れていて、ファッションやコスメに対して心があんまりときめかない…」という経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
そのうち人に対しての接し方や仕事の取り組み方も、どこか雑になってくる人も…。
気分が優れない
気分の落ち込みも心が荒んでいる時の特徴のひとつ。
気分が優れないと、下記のような状態になっていくことも…。
- ネガティブ思考
- 人と会うのがおっくう
- 自分に自信がない
- 傷つきやすい
- イライラして人に当たってしまう
精神的に弱っているとネガティブになっていきます。
自分を大切にできず、悲観的に考えてしまいます。
「やらなければ」という気持ちが強い
義務感に振り回されて、いつのまにか心がすり減っているケースです。
さまざまな状況が複雑に絡んでいる社会では、自分が「やりたい!」と思ってやることは難しいもの。
「やらなければいけない」「こうあるべきだ」という義務感で動くことが多いという人もいるのではないでしょうか。
自分の本心を無視するからこそ、少しずつ心が荒んでいきます。
また、余裕がないあまり落ち着きがなくなってしまうことも。
いつも焦っていたり、予想外のことがあるとパニックになってしまったりする人が、皆さんの身の回りにもいるかもしれません。
人の目を気にしてしまう
過剰に人の目を気にしてしまうのも、心が荒んだ状態のひとつ。
- 「こんなこと言って嫌われないかな?」と思ってしまう
- 相手の言動が気になってしまう
- 周りの人にビクビクしてしまう
人の目を気にするあまり、自分の基準で生きられない状態になっているのです。
感受性が強く、人に影響されすぎてしまうという人も。
実はこれは自分を大切にできていないということ!
自分より人を優先するあまり、気が付かないうちに心が荒んでしまっているケースです。