心が荒む原因(仕事編)
ここからは、シーン別に心が荒んでいく原因をご紹介します。
忙しくて複雑な現代では、心が荒む原因はたくさん。
特に仕事はストレスを感じることが多いものです。
長い時間を費やす仕事だからこそ、いろいろと思うことは多いのではないでしょうか。
仕事で心が荒む原因についてご紹介します!
労働時間が長い
労働時間が長いことは、ストレスを感じる代表的な要因ではないでしょうか。
残業時間が長いと、朝から晩まで仕事をすることに。
ゆっくりごはんも食べられず、常に脳がフル回転…。
そんな生活が続けば、心も生活も荒んでしまいますよね。
また、シフト制や休日出勤などさまざまな事情があり、休みが少ないというケースも。
リフレッシュする時間がとれず「なんのために仕事をしているのだろう?」と思うこともあるでしょう。
「せっかくの休みなのに何もする気が起きない」という状態になることも…。
人間関係で悩んでいる
職場という閉鎖された空間に人が集まれば、何かとトラブルが起きます。
近年ではいじめやパワハラなどで追い詰められてしまう人が後を立ちません。
また、大きなトラブルがなくても職場では何かと気をつかうもの。
長い時間を過ごすうちに、ささいなことで不満を持ってしまったり、お互いに感謝の気持ちを持てなくなってしまったり…。
休憩時間のおしゃべりやうわさ話に付き合わないといけない雰囲気があるという職場もあるでしょう。
人間関係が良ければ「仕事が大変でも頑張れる」と思う人は多くいます。
その反面、他の条件が良くても人間関係が悪いというだけで退職に追い込まれることも。
日々の社会生活では、それほど人間関係が大切なのです。
ミスが減らせない
ミスが減らせないというのも心が荒む原因のひとつです。
初めて取り組む仕事に慣れることができず、なかなか安定して作業できないという時期を経験したという方も多いのではないでしょうか。
また、忙しい中でどうしてもチェックに時間を割けず、ケアレスミスを繰り返してしまうということも。
そもそも、ミスは個人に原因がないこともしばしば。
決められている作業工程が悪かったり、ミスなく取り組むことが困難な状況だったりすることが多いものですよね。
しかし「自分にはできない」「向いていない」と感じてしまい、追い詰められてしまうことも…。
プレッシャーや責任を感じる
仕事でプレッシャーを感じる人は多いものです。
さまざまな仕事を並行して進めたり、納期や売上アップに追われたり…。
さらに後輩が増えてくる世代としては「しっかりしなくちゃ」と思い、周囲からの目も意識してしまうもの。
うまくできなければ立場がなくなり、今後に支障が出てくることも。
さらに、自分の理想や目標を高く持っていれば「思っているようにできない」と追い詰められてしまうことも…。
なかなか就職できない
就職・転職がうまくいかないのも心が荒んでいく原因です。
下記のようなケースが考えられます。
- 希望の業界や業種があるのに、内定が出ない
- 条件を高望みしているわけでもないのに、なかなか面接でいい結果が出ない
- そもそもいい求人がない
転職を望む人の中には「今の仕事を早く辞めたいのに、次の仕事が決まらない」と思っている人もいるでしょう。
現在仕事をしておらず「早く働きたいのになかなか内定が出ない」という人もいるかもしれません。
お金や生活、自己実現に直結する仕事。
理想とする状態でいられなければ、それだけ気持ちに影響が出てしまいます。
心が荒む原因(プライペート編)
心が荒む場面は、仕事以外にもたくさん。
プライベートでも悩みごとや不安があれば、気持ちが疲れてしまいますよね。
ここでは、プライベートで心が荒んでしまう原因を3つご紹介します!
経済的な問題がある
お金がないと心の余裕がなくなりますよね。
中には、下記のような経済的なストレスを経験したという方もいるかもしれません。
- なぜか貯金できない
- 転職時に空白期間が空いて、貯金が減っていく
- お金がなくてなかなか旅行などのストレス発散ができない
特に都市部で一人暮らししていると、なかなか思うように貯金できないというケースも。
さらに、お金があったらあったで「貯金が増えない」「貯金を減らしたくない」というストレスに繋がることも…。
基本的なことのように思えますが、貧困は心が荒む原因になるのです。
家族や友だちとの関係がうまくいかない
プライベートでも人間関係は大切です。
特に家族との関係に悩むという人は多いのではないでしょうか。
両親が干渉的だったり、何かとトラブルを起こしたりするタイプだったりすれば、なかなか気が休まらないということも。
また、家族が病気になったり怪我をしたりすれば心配になってしまいますよね。
「大人になってもいい距離感で接することが難しい」というケースがあります。
友だちとの関わりも気持ちに影響します。
年齢を重ねるうちに、友だちとの関わりに悩むようになってしまうことも。
学生時代からの付き合いだったのに、歳を重ねるにつれて違和感を感じるようになったということもあるでしょう。
どんな人との関係もうまくいかなければモヤモヤとした気持ちが残り、ストレスがたまってしまいます。
将来への不安がある
将来に対しての不安も、メンタルに影響を与えることのひとつです。
「老後は大丈夫なのかな?」と病気や孤独についてふと考えてしまう人もいるでしょう。
まだ体験したことのない老いという問題。
考えれば考えるほど不安になってしまうことも…。
また、近い将来であっても不安なことがあるという人もいるでしょう。
不安な予定があったり、大きな変化があったりする場合も当てはまります。
ライフイベントは良いことも悪いことも、ある程度の影響を気持ちに与えるもの。
まだ起こっていないことに対して不安になりすぎないようにしたいですよね。