仕事では第一線で活躍し、多忙な毎日を送る「デキるオンナ」はファッションにも手を抜きません。そのセンスは服装や髪型ばかりではなく、ビジネスバッグにも反映されています。女性にとってバッグは、単なるモノを入れる道具ではなく、ファッションアイテムの一つです。

仕事用だからといって無難なモノを選んでしまえば、無難な印象しかつきませんし、汚れたバッグはだらしない人だと思われてしまう可能性もあるでしょう。デキるオンナはどのようなビジネスバッグを使っているのでしょうか?

「エディターズバッグ」は働く女性を象徴するバッグ

(写真=Cozy Home/Shutterstock.com)

女性編集者が好んで使っていたことに由来して名付けられたというエディターズバッグは、収納力に優れたショルダータイプのビジネスバッグです。A4書類やノートパソコンがすっぽり収まる大きめのサイズが特徴で、デザインも豊富なことから女性のビジネスバッグとして高い人気があります。

男性用のビジネスバッグはシンプルなデザインなのに対して、女性用エディターズバッグは丸みのある華やかなデザインまで多種多様。カラーも黒や濃紺など、いかにも仕事用と割り切った色ばかりではなく、明るい暖色系から高級感のあるメタリックなものまであります。肩にかけやすいように持ち手が長く作られている点も人気の理由です。

重たい書類やパソコンを入れても、サッと肩にかけて楽に持ち運べるので、朝の通勤姿もスタイリッシュに決まります。

「ビジネストート」は素材にこだわるのがトレンド

(写真=Rawpixel.com/Shutterstock.com)

ビジネスのスタイルも多様化した時代では、スーツやジャケットを着用しない人も増えています。それに伴い、女性用ビジネスバッグのトレンドとなっているのが、ビジネストートです。これまでのトートバッグは「カジュアルすぎる」という理由からビジネスシーンでは避けられてきました。

しかし、今トレンドになっているビジネストートは、ソフトレザーや光沢のあるナイロンを素材にした上品なデザインが特徴です。トートは「カジュアルなバッグ」から一転、洗練された機能的な「ビジネスバッグ」へと位置づけが変わってきています。

ビジネストートの最大の魅力は軽さです。バッグ自体が軽いので、資料やカタログなど重たい資料を持ち歩く日に重宝します。さらに、バッグを持っている姿も軽快に見えるので、機動力に優れたテキパキとしたデキるオンナの印象を与えることができるでしょう。