つみたてNISAにおける1年とは1月~12月を指します。この間(1年間)の非課税投資枠は40万円と決められており、非課税期間20年間で最大800万円まで投資することができます。

つみたてNISAの概要
非課税投資枠 年間40万円(20年間で最大800万円)
非課税期間 最長20年間
投資可能期間 2042年

金融機関によって毎月、毎日、毎週など積立頻度を選択できますが、毎月の積立上限額は3万3333円や3万3000円が一般的となっています。仮に1月~12月まで毎月3万3,333円を積み立てると年間投資額は39万9,996円となり、非課税投資枠40万円をほぼ使い切れます。

しかし、11月につみたてNISAを始めた場合、月3万3,333円を積み立てると、その年の残り2カ月間(11月と12月)で積立額は6万6,666円となり、非課税投資枠40万円を使い切れなくなります。その年の未使用分は、翌年以降に繰り越せないので、非課税枠を使い切りたいという人はあきらめるしかないのでしょうか。

答えは「NO」です。

非課税投資枠40万円はボーナス設定を利用すれば使い切れます

せっかくなら非課税枠を使いたいという場合は、「ボーナス設定」や「増額月」(金融機関によって名称は異なる)などを活用して、特定月に積立額を増やすことができます。ボーナス設定は年2回まで利用できるので、11月から始めて40万円を使い切るなら、たとえば以下のように設定すればいいでしょう。

11月から始めてボーナス設定を利用して投資枠を使い切る例
毎月の積立額 ボーナス設定
11月 3万円 17万円
12月 3万円 17万円
年間投資額 40万円

なお、ボーナス設定を利用できる主な金融機関は以下のような会社などが挙げられます。

ただし、注意点もあります。11月から始める場合、2カ月間の投資額が高額になりタイミングによっては高値づかみになる可能性があります。そうしたリスクを踏まえて投資枠を使い切るかどうか判断しましょう。

※本記事の情報は投資その他の金融商品の取引勧誘を目的としたものではありません。最終的な決定は必ずご自身の判断でなさるようお願いします。

文/編集・fuelle編集部

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