昆布茶にはダイエットに嬉しい成分がたくさん!

『common』より引用
(画像=『common』より引用)

まずは、昆布茶にはどのような栄養素が含まれているのか、どうしてダイエットに効果的なのか詳しく見ていきましょう。

1、甲状腺ホルモンの主成分「ヨウ素」

昆布茶に含まれる特徴的な成分として、ヨウ素が挙げられます。ヨウ素は海藻類や魚介類に多く含まれる栄養素です。海のものを食べないと不足しがちな栄養素です。

ヨウ素は甲状腺ホルモンの主成分として知られる栄養素です。甲状腺ホルモンは細胞にある甲状腺ホルモン受容体と結合することでエネルギー消費量を増加させる働きがあります。

つまり、甲状腺ホルモンの主成分となるヨウ素を摂取することで、基礎代謝を高め消費カロリーを増やして効果的にダイエットを行うことができるのです。

2、むくみ解消に効く「カリウム」

昆布茶には、カリウムというミネラルも豊富に含まれています。

体内の水分はナトリウムによって調節されています。塩、つまりナトリウムを摂取しすぎると、濃度を薄めるために水分が溜まってしまいます。これがむくみの原因となります。しょっぱいものを好んで食べる方は、むくみやすいのはこれが原因です。

カリウムには、体に溜まった余分な水分や塩分を尿として排泄してくれる働きがあります。ダイエットでは、見た目が大切ですよね!むくみを解消すれば、すっきりとした綺麗なボディラインになれます。

3、昆布茶のぬめり成分「アルギン酸」

昆布は触るとヌメッとした感覚があると思います。これは昆布にアルギン酸という成分が含まれているから。

アルギン酸は食物繊維の一種で、海藻類に多く含まれています。昆布茶ではこのアルギン酸が水に溶け出しているので昆布茶を飲むことでアルギン酸を摂取できます。

アルギン酸は食物繊維と同じ働きをしてくれます。胃腸を綺麗に整えてくれるだけでなく糖質の吸収を穏やかにし、太るホルモンであるインスリンの分泌を抑えてくれます。

4、昆布茶の旨み成分「グルタミン酸」

昆布茶は適度にしょっぱくて昆布の出汁がしっかり効いた飲み物です。昆布茶の旨み成分として知られているのがグルタミン酸です。

グルタミン酸はアミノ酸の1種です。アミノ酸は筋肉などのタンパク質を構成する物質なので、ダイエット中は積極的に補っておきたい栄養素です。

アミノ酸はタンパク質よりも消化吸収が速いので速やかに体内にアミノ酸を届けることができます。

いつもの飲み物を昆布茶に!昆布茶でダイエット!?

『common』より引用
(画像=『common』より引用)

ダイエットに嬉しい成分がたくさん含まれている昆布茶。昆布茶は、どのようにダイエットに取り入れればよいのでしょうか。

昆布茶ダイエットの方法は簡単で、いつも飲んでいる飲み物を昆布茶に変えるだけ、というもの。誰でも簡単に実践できるので嬉しいですね。

飲むタイミングは自由で構いませんが、特にオススメなのは食事の前。食事の前に昆布茶を飲むと、昆布茶に含まれる食物繊維がお腹の中で膨れ、ある程度満腹感が得られるので食事の食べ過ぎを防止できます。

昆布茶は粉末状で売られています。お湯で溶かして飲むだけなので、簡単に作れるのも嬉しいですね。

+梅干しで疲労回復ドリンクに

梅干しが自宅にあれば昆布茶に梅干しを浮かべるとよりダイエットに効果的です。梅干しには血行を促進させる効果があります。血行が促進されると代謝が高まるのでダイエットにプラスに働いてくれます。

また、梅干しには疲労回復効果もあるので、トレーニングなどで少し疲れた後に飲むと疲れた体を癒してくれますよ。

昆布茶で簡単ダイエット!

今回は昆布茶には一体どのような成分が含まれているのか、昆布茶をどのようにダイエットに取り入れるのかを紹介してきました。昆布茶にはヨウ素やカリウム、アルギン酸、グルタミン酸という栄養素が含まれており、これがダイエットにプラスに働きます。

昆布茶ダイエットは、いつも飲んでいる飲み物を昆布茶に置き換えるだけというとってもシンプルな方法です。誰でも簡単に実践できるので、気になった方はぜひ挑戦してみてください!

text:中野卓

スポーツ栄養学を専攻する大学院生。現在はトレーニングによるミトコンドリアの適応を促進させる栄養素について研究を進めている。水泳は、選手歴10年以上。アロマテラピー検定1級取得。

提供・common(カラダとココロをキレイにするフィットネス&ライフスタイルマガジン)



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