白泉社から9月に登場する最新絵本情報を紹介!大人も子どもも楽しめる、キュートな絵と物語に注目しよう。
『ルッコラのちいさなさがしものやさん』北澤平祐
同社は、見れば見るほど楽しいキュートな探し絵えほん『ルッコラのちいさなさがしものやさん』1650円(税込)を9月2日(金)に発売した。
■作者について
同作品を手がけた北澤平祐(きたざわへいすけ)さんは、書籍装画や広告、パッケージ、プロダクトなど幅広い分野で活躍。絵本作品に『もこもこちゃん』『ゆらゆら』『キャメルゴーストハウス』など、絵童話の挿絵作品に『シミちゃん』、半自伝的絵小説に『ぼくとねこのすれちがい日記』などがある。
■『ルッコラのちいさなさがしものやさん』の見どころ
猫のローズマリーと伝書鳩のパクチーと探し物屋さんをしているルッコラ。さて、今日はどんな依頼が舞い込むのかな?
『ルッコラのちいさなさがしものやさん』では、ルッコラと町の仲間たちが、カラフルでチャーミングな探し絵の中で大活躍!
大人も子どもも夢中になれる圧巻の細かな探し絵で、目も心も大満足の一冊となっている。
小さな町で仲間と生き生きと働く、ルッコラの物語を楽しんでみて。
©北澤平祐/白泉社
『からっぽのにくまん』まつながもえ
同じく9月2日(金)に発売されたのは、『からっぽのにくまん』1320円(税込)。第10回MOE創作絵本グランプリを受賞し、過去最多応募数957作の頂点に立った作品だ。
■作者について
作者のまつながもえさんは、1992年埼玉県生まれ、学習院大学卒業。2021年に第22回ピンポイント絵本コンペ入選、『はにわくん』で絵本作家デビューした。2022年より埼玉県加須市観光大使も務めている。
■『からっぽのにくまん』の見どころ
同作品は、中身を詰め忘れられて、からっぽのままになってしまった「にくまん」が「だれか ぼくの なかみを つめてよ~!!」と、中身を求めてピザ屋さん、和菓子屋さん、カレー屋さんなど、あちこちの店をめぐるお話。
おなかが減りすぎてしぼんでしまった「にくまん」が駆け込んだ先は…?小さな「にくまん」の大きな冒険が見どころだ。
■各方面から反響も続々!
月刊MOE2022年2月号では「主人公のユニークな設定を上手に活かしながら、最後まで読者を飽きさせない展開力が、親しみやすい絵柄ともあいまって、総合的な完成度が高い」と講評された同作品。「おいしいにおいがしてきそう」「読んだらおなかも心もホカホカ」「にくまんのポーズがかわいい」と、MOE掲載時からさまざま反響があったという。キュートな姿で走りまわる「にくまん」の物語は、家族で楽しめること間違いなしだ。
©まつながもえ/白泉社
親子で楽しい読書タイムを過ごすのにぴったりな、白泉社の最新絵本『ルッコラのちいさなさがしものやさん』『からっぽのにくまん』を要チェック!
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