4.緊急時の熱中症の対処法と応急手当

犬が熱中症で倒れたり動けなくなったりした場合は、すぐ動物病院に連れて行きましょう。クーラーの効いた車で安静にさせ、できるだけ早く動物病院に向かうのが何よりの応急処置です。
もし水が飲めそうであれば、ゆっくりと少しずつ水分補給をさせてください。
大量に飲ませることは嘔吐の原因になりますので、一度に飲ませてはいけません。飲めない場合は口を濡らしてあげます。無理に飲ませることは危険を伴いますので避けましょう。

犬の熱中症は危険!応急処置と危険な状況別の対処法
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

すぐ動物病院に連れて行けない場合は、涼しい場所に犬を移動させて安静にさせます。散歩中や外で倒れてしまった場合は、近くのお店で水を借りるなどして体を冷やしてあげてください。 そして一刻も早く動物病院に向かってください。そのまま様子をみることは絶対に避けましょう。

5.熱中症になりやすい犬のタイプ

バグ、シーズー、ポメラニアンをはじめとする短頭種と呼ばれる犬種、肥満の犬、呼吸器や心臓に病気を抱えている犬は、熱を体外に逃がしにくいため熱中症になりやすい傾向があります。特に気を付けてあげてください。

6.犬の熱中症予防に効く3つのおすすめグッズ

体温調節しにくい犬にとって、夏の暑さは注意が必要です。熱中症対策グッズを活用して、熱中症から愛犬を守りましょう。

犬の熱中症は危険!応急処置と危険な状況別の対処法
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

グッズ1.クールマット
クールマットは、クッションの中に氷袋を入れるベッドタイプ、アルミ&ジェルのマットタイプ、放熱性の高い涼感素材を使用した布製マットなど、さまざまなタイプがあります。愛犬の好みに合わせて選び、快適な夏を用意してあげましょう。

犬の熱中症は危険!応急処置と危険な状況別の対処法
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

グッズ2.クールベスト
気化熱でひんやりさせる犬用ウェアです。水で濡らすだけでひんやり感が持続するのでとても便利。夏の散歩を楽しくしてくれるアイテムです。

犬の熱中症は危険!応急処置と危険な状況別の対処法
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

グッズ3.ひんやりネックマフラー
保冷剤を入れるタイプや、水に濡らすタイプなどさまざま。冷たいネックマフラーが体温上昇を防いでくれます。使用時は冷たさが持続しているか、確認しながら活用しましょう。

7.まとめ

熱中症は、命に関わる緊急性の高い疾患です。この記事を読んでくださった飼い主様は、熱中症が疑われた場合、すぐにかかりつけの動物病院に相談し、向かっていただけると思います。その道中、少しでもできることがあれば救命率はぐんと上がるでしょう。その前に一番大切なことがありました。今日得た知識を生かして熱中症にならないよう愛犬を守ってあげましょう!


提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)

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