全国各地に数多ある神社・お寺の中から、トリップノートの6万3千人の旅行好きトラベラー会員(2020年9月現在)が実際に行っている順に、全国の人気寺社ランキングTOP60をご紹介します!
1位:清水寺(京都府)
778年に開山、798年に創建された歴史ある寺院。一番の見どころは、やはり「清水の舞台」で知られる本堂で、国宝にも指定されており、春には桜、秋には紅葉を背景にした景観が楽しめます。また崖下からの高さは18mあり、清水の舞台から望む京都市内の景色も最高。境内には縁結びをはじめとするご利益スポットも多いです。
2位:浅草寺(東京都)
「雷門」は浅草のシンボル。正式には「風雷神門」といい、高さ3.9m、幅3.3m、重さ約700kgの大提灯は絶好の写真撮影スポットです。雷門をくぐると仲見世通りがつづき、宝蔵門をくぐればいよいよ本堂。また、”凶”が多いことで知られる浅草寺のおみくじですが、これは古来のおみくじの割合を忠実に守っているからこそ。ぜひ、おみくじにもトライしてみてください。
3位:金閣寺(京都府)
正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)ですが、金閣寺の愛称で広く知られています。建物の中と外に金箔を貼った舎利殿を金閣、舎利殿を含めた寺院全体を金閣寺と呼びます。現在の金閣寺は1950年に火災で焼失したものを再建したもの。1987年には金箔の張り替えが行われ、美しく輝く金閣寺が姿を現しました。
また境内の半分以上を占める庭園は、特別史跡・特別名勝に指定されており、鏡湖池(きょうこち)に映る金閣寺もまた美しいです。
4位:伏見稲荷大社(京都府)
全国に3万社あると言われる稲荷神社の総本宮で、国内でも最強の金運&出世運アップのパワースポットと言われています。伏見稲荷大社の代名詞とも言える「千本鳥居」は、実際には千本もの鳥居は並んでいませんが、数が多いことを表すためにこの名が付けられました。千本鳥居以外にも数多く鳥居が奉納されており、伏見稲荷大社全体では様々な大きさの1万基以上の鳥居があるそう。
5位:銀閣寺(京都府)
正式名称は慈照寺(じしょうじ)。もともとは室町幕府八代将軍、足利義政の山荘・東山殿として建てられた建物で、美意識の高かった義政が、生涯をかけて力を尽くし、簡素枯淡(かんそこたん)の美を追及し今の姿に造り上げました。見どころのひとつが銀閣と呼ばれる観音殿。銀閣の前に広がる錦鏡池(きんきょうち) を中心とした池泉回遊式庭園は、特別史跡、特別名勝にも指定されています。
6位:嚴島神社(広島県)
世界遺産にも登録されている嚴島神社。瀬戸内海にそびえたつ大鳥居は、宮島のシンボルとなっており、この美しい景色は宮城県の松島、京都府の天橋立と並んで日本三景のひとつに数えられています。海の女神、市杵島姫命・田心姫命・湍津姫命が祀られており、航海安全、交通安全、家内安全、試験合格、商売繁盛、縁結びなど様々なご利益があります。
7位:明治神宮(東京都)
1920年に創建された神社で、本殿には明治天皇と皇后の昭憲皇太后が祀られており、初詣は例年300万人もの参拝者で賑わいます。東京ドーム15個分もの広大な境内は、ここが東京であることを忘れてしまいそうなほどに緑豊かで、神聖な空気に包まれています。
また、本殿でのお参りと併せて訪れたいのが「御苑」。こちらにはパワースポットとして有名な「清政井(きよまさのいど)」があり、午前中に訪れるとよいと言われています。
8位:日光東照宮(栃木県)
世界遺産「日光の社寺」を構成する資産のひとつ。江戸幕府初代将軍である徳川家康を祀り、境内には国宝8棟、重要文化財34棟を有しています。「日光東照宮」といえば、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻も見どころ。神厩舎の長押上に、人間の一生が風刺された猿の彫刻が8面あり、その彫刻のなかに三猿も彫られています。
9位:鶴岡八幡宮(神奈川県)
鎌倉初代将軍である源頼朝ゆかりの神社。広い境内には本宮をはじめ、歴史をものがたる建造物が点在します。本宮へつづく大石段をのぼれば、由比ガ浜の方まで鎌倉の街を一望。また本宮左手には、応永5年(1398年)建造と、鶴岡八幡宮で最も古い建造物である丸山稲荷社があります。なお本宮、並びに丸山稲荷社は国の重要文化財指定を受けています。
これらの建造物のほか、春には桜がきれいな源平池、秋には綺麗な黄色に染まる大銀杏と、境内は見どころ豊富。大銀杏は国の天然記念物に指定されています。
10位:八坂神社(京都府)
「祇園さん」とも呼ばれ、縁結びのご利益があるとして多くの人が参拝に訪れる八坂神社。24時間参拝が可能で、夜は東大路通りに面する西楼門のライトアップをはじめ、舞殿の周囲に吊るされた提灯にも灯りが灯されます。