31位:川越氷川神社(埼玉県)
縁結びのご利益があるとしてメディアに取り上げられることも多い神社。とくに話題をよんでいるのが、朝8時から1日限定20体を無料で配布する「縁結び玉」です。巫女が本殿前の玉砂利を麻の網につつみ、神職がお祓いしたもので、“境内の玉砂利を持ちかえり大切にすると良縁に恵まれる”との言い伝えがあることから、女性を中心に人気を集めています。
また、3万個を超えるとも言われる絵馬に囲まれた「絵馬のトンネル」や可愛らしい鯛みくじのほか、毎年夏期には色鮮やかな江戸風鈴が2,000個以上掛けられた「縁むすび風鈴」が開催されるなど、見どころも豊富です。
32位:銭洗弁財天 宇賀福神社(神奈川県)
鎌倉でも人気の観光スポットのひとつ、銭洗弁財天。お金を洗って金運アップを願うパワースポットで、北条時頼が奥宮の霊水で銭を洗って一族繁栄の祈願をしたのが始まりだと言われています。ザルにお金をいれて、柄杓で3杯ほど水をかけてお金を清めますが、洗ったお金が何倍にもなると言われているので、小銭だけでなくお札を洗うのもおすすめ。洗ったお金を有意義に使うことで金運がアップするのだそう。
33位:善光寺(長野県)
「遠くても一度は詣れ善光寺」とうたわれ、篤い信仰を集める古刹。年間約600万人もの参拝者が訪れる、一大観光スポットにもなっています。仁王門をくぐるとつづく仲見世通りでは、串ぬれおかきやそばソフトなどの食べ歩きが楽しめます。
仲見世通りの先に建つ山門は、国内に現存する最大の栩葺き(とちぶき)建造物。そして国宝に指定されている「本堂」は、木造文化財としては東日本最大の建造物で、総檜皮(ひわだ)葺きの二重屋根が特徴的です。
34位:高台寺(京都府)
1606年に、豊臣秀吉の妻・北政所(ねね)が秀吉の菩提を弔うために創建しました。東山を借景とした池泉回遊式の「高台寺庭園」は、1927年に国の史跡・名勝に指定。そして開山堂と書院をむすぶ廊下の中央にある「観月台」は国の重要文化財に指定されており、北政所(ねね)が秀吉を偲びながら月を眺めたと言われています。
35位:西本願寺(京都府)
西本願寺は国宝の本堂(阿弥陀堂)をはじめ、重要文化財も多く所有しており、見どころも豊富。本堂と同じく国宝に指定されている「御影堂」は、一度に1,200人が参拝できる広さのお堂で、木造建築としては世界最大級の大きさを誇ります。また豪華な彫刻が施された唐門も国宝に指定されており、日が暮れるのも忘れて見とれてしまうほどの美しさから、別名として「日暮し門」と呼ばれるようになったと言われています。
36位:東福寺(京都府)
京都五山のひとつで、嘉禎2年(1236年)より19年もの歳月をかけて完成しました。現存する禅寺としては最古で最大の「三門」は国宝に指定。そして、東庭、南庭、西庭、北庭と趣のことなる4つの庭が配された「本坊庭園」は、2014年に国指定名勝に登録されました。東福寺は紅葉の名所としても名高く、本堂と開山堂をつなぐ約27mの通天橋からは、京都随一とも言われる紅葉を楽しめます。
37位:春日大社(奈良県)
全国に3,000以上もある春日神社の総本社。鮮やかでとても美しい朱塗りの社殿が特徴的で、境内には様々なご利益がある摂社や末社も多数点在しています。藤の名所としても知られ、花穂が1m以上垂れ下がり砂にすれるほど伸びることから「砂ずりの藤」と名前のついた藤の木は、樹齢700年以上の名木。また毎年2月の節分と8月の中元の夜にだけ行われる「万燈籠」では、境内にあるすべての灯籠にあかりが灯り、境内は幻想的な雰囲気に包まれます。
38位:鈴虫寺(京都府)
鈴虫の鳴き声が1年中聞こえる事から”鈴虫寺”と呼ばれるようになった「華厳寺(けごんじ)」。願いを一つだけ叶えてくれるお地蔵さんが有名で、1年中多くの人々が祈願に訪れています。”幸福地蔵さん”は、日本で唯一わらじを履いたお地蔵さん。皆さんの願いを叶えに歩いて来てくれるので、わらじを履かれているそう。
39位:日光二荒山神社(栃木県)
世界遺産「日光の社寺」を構成する資産のひとつ。日光信仰の始まりとなった古社で、男体山の神と女峰山の神をまつる二荒山信仰の本社です。縁結びや開運のパワースポットとしても人気があり、境内には「縁結びの御神木」や「縁結びの笹」のほか、親子杉、夫婦杉と、縁にまつわる見どころが豊富。
40位:二見興玉神社(三重県)
伊勢神宮から車で約20分。お伊勢参り前にお清めをした「浜参宮」という慣わしが伝わる場所です。猿田彦大神が祀られており、境内の随所に猿田彦大神のお遣いであるカエルの置物が。また神社の沖合700mには「夫婦岩」という二対の岩があり、鳥居の役割を担うほか、大海原を背景にうつくしい風景がみられます。