今回は、華やかな表舞台に立つ芸能人やモデルの衣装を担当するスタイリストについて紹介いたします。ファッションが好きな方なら、やってみたいと思ったこともあるはずです。キラキラした世界に見えるスタイリストの仕事内容やスタイリストになる方法を見ていきましょう。

スタイリストの仕事内容とは?

スタイリストの仕事内容とは?事務所所属とフリーでの働き方の違い
(画像=『Sorte plus』より引用)

スタイリストとして働き始めてもすぐに一人前に活躍できるわけではなく、アシスタントとしてプロのスタイリストの手伝いから業務を積み重ねていきます。美容師がすぐにお客さんの髪を切らないのと一緒で、しっかりと仕事の基礎から学んでいくのが特徴です。スタイリストの大まかな仕事内容は以下の通りです。

  • 使用する洋服やアクセサリー、小物のリースまたは購入
  • 使用する洋服やアクセサリー、小物の確認
  • 依頼に沿ったコーディネートをする
  • 使用した後の洋服やアクセサリー、小物の整理または返却
  • 洋服のメンテナンス、フィッティング
  • ファッションに関して勉強

コーディネートするだけでなく、使用する洋服などの手配も自ら行います。流行が移り変わりやすく、常に最新の情報を手に入れて、それぞれにあったアイテムの選択が迫られているのです。

スタイリストの活躍の場

スタイリストの仕事内容とは?事務所所属とフリーでの働き方の違い
(画像=『Sorte plus』より引用)

スタイリストとして働くには2種類の方法があります。1つ目は事務所に所属し、所属しているタレントやモデルのスタイリングを担当する方法です。2つ目はフリーランスとして、自分で仕事を請けてクライアントの元で仕事をする方法があります。

テレビに出演するタレントのスタイリング、アイドルのライブ衣装のスタイリング、雑誌のモデルの衣装を考えるなど、さまざまな活躍の場があるのが特徴です。芸能人やモデルなどを担当するだけでなく、結婚式などのブライダルスタイリスト、アパレルで働きながら働くスタイリストも存在します。

フリーランスで働く場合

スタイリストの仕事内容とは?事務所所属とフリーでの働き方の違い
(画像=『Sorte plus』より引用)

フリーランスで働く場合は、自ら仕事を獲得する必要があります。著名なスタイリストでない限り、待っていても仕事はやってきません。自分をアピールするために、営業を行います。

そして、クライアントからの依頼や営業の他にも、自分で洋服の手配や、請求書の発行やスケジュール管理などを全てやらなければいけません。ですが、事務所に縛られず自由な働き方ができて、頑張った分だけ収入に直結するのがフリーランスの特徴です。

事務所に所属して働く場合

スタイリストの仕事内容とは?事務所所属とフリーでの働き方の違い
(画像=『Sorte plus』より引用)

事務所に所属して働く場合は、事務所が仕事をとってきてくれるので業務に専念することができます。依頼される仕事は、テレビやCM、雑誌やカタログなどさまざまです。そこに出演するタレントやモデルのスタイリングを行います。

個人の営業では獲得できないような大きな仕事を請け負うこともできて、クライアントをはじめたくさんの人と関わることができるのが特徴です。駆け出しのスタイリストは、まず事務所に所属して経験を積んでから、独立してフリーランスとして活躍する方が多いでしょう。

スタイリストの仕事の魅力ややりがい

スタイリストの仕事内容とは?事務所所属とフリーでの働き方の違い
(画像=『Sorte plus』より引用)

スタイリストの仕事は、裏方として芸能人やモデルの方をスタイリングして、自分がした仕事の成果が目で見えることにあります。スタイリングした衣装がSNSで話題になったり、人気のアイテムになったりすることで、達成感を得られることもあるでしょう。

常に最新のファッションとスタイリングについて学び続ける必要があり、大変ですがとてもやりがいを感じることのできる仕事です。努力次第で、活躍の幅を広げたり、給料を上げたりすることができます。地道な努力が認められるのがスタイリストとして働くことの魅力です。

スタイリストの仕事で大変なこと

スタイリストの仕事内容とは?事務所所属とフリーでの働き方の違い
(画像=『Sorte plus』より引用)

華やかに見えるスタイリストの仕事でも、大変なことがあります。特にここから紹介する2つは、どのスタイリストも慣れるまでは大変と感じている点です。服が好きだから仕事にしたい、著名人と仕事がしたいという気持ちだけでは、現実と理想のギャップが大きい可能性があります。

業務内容はかなりハード!

スタイリストの仕事内容とは?事務所所属とフリーでの働き方の違い
(画像=『Sorte plus』より引用)

スタイリストは、勤務時間がクライアントの依頼内容により異なります。そのため、労働時間と休日は不定休になりがちです。ときには、早朝や深夜にも依頼されることもあります。大型連休にも、テレビや映像番組は放送されているので、カレンダー通りの休日を取得するのは難しいでしょう。

そして、服や小物を借りるためのアパレルブランドを何箇所も回ったり、服の運搬や管理もしたりする必要があるので、力仕事で体力勝負な一面もあります。

服の管理がかなり大変

スタイリストの仕事内容とは?事務所所属とフリーでの働き方の違い
(画像=『Sorte plus』より引用)

スタイリストは、スタイリングで使う洋服や小物の管理も行います。ブランドから借りている服の場合は、特に管理が難しいです。汚れないようにすることはもちろん、他の依頼の服も管理しながらになるのでタグのつけ間違いに気をつけなければいけません。

マルチタスクをこなしながら、徹底した管理を行わなければならないのです。他にも、クライアントの依頼と意見が一致せずに苦労する場合もあります。