第2位:キックボクシング/10.0メッツ
2位に入ったのは、女性の間でも流行っているキックボクシングです。今は女性専用のキックボクシングジムというのもあり、気軽に始めやすい運動になりましたよね。
キックボクシングジムではインストラクターの方と一緒にトレーニングを行うので、途中で挫折しそうになってもトレーナーに励ましてもらいながら最後までトレーニングができ、モチベーションを維持することができるでしょう。
脚を引き締め、体幹を強化!
キックボクシングは消費カロリーが大きいだけでなく、筋力アップによる引き締め効果も狙えます。まず、何度も繰り返しキックを行うので、脚を引き締める効果が得られます。また、キックをする時には体のバランスを保たなければならないので、体幹も同時に鍛えられ、お腹周りも引き締めることができます。
第1位:スイミング(バタフライ) /11.0メッツ
消費カロリーの多い運動第1位に輝いたのは、スイミングの中のバタフライです。
バタフライは競泳の瀬戸大也選手が得意とする泳ぎで、両手を横に大きく振りながら泳ぐ泳ぎ方です。実際に泳いだことがある方なら感じるかもしれませんが、25m泳ぐだけでも結構しんどい運動ですよね。
陸上の運動では主に足を鍛えることができます。一方水泳では上半身を使って推進力を得るので、上半身、特に広背筋という背中の筋肉を鍛えることができます。
クロールや平泳ぎでも消費カロリーは大きめ!
バタフライが泳げない方でも、クロールや平泳ぎでも多くのカロリーを消費できます。メッツの値としては、水中ジョギングと同じ8.0くらいになってきます。
いつも陸上で運動をしているという方も気分転換に水中での運動に挑戦してみてはいかがでしょうか。
ダイエットは摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが大切
今回は、多くのエネルギーを消費する運動をランキング形式で紹介してきました。第1位には見ていてもしんどそうなバタフライがランクインしました。
ダイエットではカロリーを消費することも大切ですが、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ると痩せることができません。つまりいくらカロリーを消費しても食べ過ぎては痩せることができません。今回紹介した運動を行いながらも、食事にもある程度気を使ってダイエットに繋げていきましょう。
監修・執筆:中野卓
大学では栄養学、大学院では運動生理学を専攻。現在はスポーツ科学の研究に携わる。プライベートでは筋トレが日課。ダイエットやトレーニングに関する情報を発信していく。
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