産後の下痢・腹痛で病院の受診をお勧めするケース
産後の下痢や腹痛で、病院への受診をお勧めする症状がいくつかあります。
・3週間以上下痢や腹痛が続く場合
潰瘍性大腸炎などが疑われます。産後に関係なく発生する他の病気の可能性もあり。
・感染症の可能性がある場合
吐き気や嘔吐などが発生している場合
食中毒や感染症は赤ちゃんにうつす可能性があります。
授乳中でも、赤ちゃんに影響のない薬を処方してもらいましょう。
・便に血が混ざっている場合
前述の痔である場合や、その他重大な疾患が隠れている場合があります。
・発熱・頭痛がある場合
感染症やその他病気が隠れている場合があります。
また、痔ろうの場合でも発熱します。
産後の下痢・腹痛の対処法(1) ストレスケア
いろいろなことを深刻に考えすぎずに、気長に考える・前向きに考えるなどの思考パターンを
あらかじめ考えておくなどが有効です。
また、一人で抱え込まずに、誰かに相談することもできます。
地域の子育て支援センターなどでもストレスケアの支援を行っているところがあります。
病院・診療所などの専門機関では、必要であれば薬を使ってくれたり、
薬を使わない方法でのストレスケアプログラムを組んでくれる場所もあります。
また、自分の好きな方法でリラックスする時間を確保することもよい方法です。
音楽を聴く・ぬるめのお風呂に長くつかる・アロマセラピーなどが割とメジャーなリラックス方法です。
肩・腕に力を入れてふっと全身の力を抜く運動をすると体のリラックスになります。
産後の下痢・腹痛の対処法(2) 生活リズムを整える
食事・睡眠・休養・運動などを規則正しいリズムで行うことで、
自律神経の働きや免疫機能を高めることができます。
1日3回の食事を味わう・睡眠時間を十分にとる・食事時間を一定にするなど、はじめのうちは厳しいかもしれませんが、例えば、おかずの数を1つ増やす・少しだけ早く寝るなど少しずつ取り入れることは可能かもしれません。
無理をせずに続くことが大切です。