10.【三重】いなべ梅まつり
東海地区では最大級の100種・4,000本もの梅の木が植えられているいなべ市梅林公園。毎年3月上旬〜3月下旬にかけて見頃を迎え、開花に合わせていなべ梅まつりが開催されます。
赤やピンク、白の梅が色とりどりに咲き乱れ、辺り一帯に漂う梅の香りも相まって、まさに幻想的な美しさ。天気の良い日には、背後に横たわる雄大な鈴鹿山脈を梅林とともに一望できます。
11.【神奈川】小田原桜まつり
小田原では例年3月中旬〜4月上旬にかけ、“日本さくら名所100選”にも選ばれている「小田原城址公園」を中心に桜まつりが行われます。期間中は小田原城址公園と沼代桜の馬場にて夜桜ライトアップも実施されるので、夜桜鑑賞も楽しめますよ。
小田原桜まつり開催中、小田原城址公園では、「小田原城本丸広場 こたつdeお花見」や「小田原かまぼこ桜まつり」などのイベントが週末ごとに開催されているので、ぜひ目当てのイベントをめがけて訪れたいですね。
12.【香川】紫雲出山
香川県の西端にある、瀬戸内海に突き出した庄内半島にある紫雲出山。例年3月下旬~4月中旬頃には1,000本の桜が山頂を淡いピンクに染め、瀬戸内海の青との対比が美しい春の絶景を楽しめます。
桜の開花期間中は桜まつりが開催され、お茶席が設けられるほか、お弁当の販売などもあります。また花見シーズンは混雑するため、近くの大浜漁港から山頂までのシャトルバスが運行されています。
13.【山梨】笛吹市・桃源郷春まつり
- 桃源郷春まつり
生産量日本一を誇る、日本一の桃の里・山梨県笛吹市で3月下旬から4月下旬まで開催されるのが「桃源郷春まつり」。一体に桃のピンクの花が咲き乱れ、まさに桃源郷の様相です。
- 南アルプスと桃の花
桃源郷春まつりのメイン会場は、八代ふるさと公園。桜の名所でもあり、桃と桜の花が同時に見られる絶景ポイントとして人気です。丘陵にあるため、甲府盆地を一望できる眺望の良さでも知られています。
14.【佐賀】御船山楽園
温泉地としても有名な佐賀県武雄市にある御船山楽園。鍋島茂義が狩野派の絵師を京都から招き、3年かけて造られた池泉回遊式庭園で、東京ドーム10個分の広大な敷地では四季折々の花が楽しめます。
特に4月下旬〜5月上旬ごろ、つつじが見頃を迎える時期が人気で、20万本の色とりどりのつつじがまるで絨毯を敷き詰めたように広がる絶景は、多くの人を魅了しています。
15.【宮城・山形】蔵王エコーライン
蔵王の山のなかを走る自然豊かなドライブコースである蔵王エコーライン。例年11月下旬〜4月上旬までは積雪のため道路は閉鎖されますが、開通する4月下旬から5月上旬頃までの間は、道路両脇にうずたかく積もった雪の回廊のドライブが楽しめます。
もちろん、蔵王の象徴とも言われるお釜も見逃せません!お釜はエコーラインから分岐するハイラインの先にあります。
16.【福島】三春の滝桜
岐阜県の淡墨桜、山梨県の神代桜と並び、三大巨桜の1つに数えられている福島県の三春の滝桜。“滝桜”の名前の通り、流れ落ちる滝のように伸びた枝々に、例年4月中旬ごろにはピンクの桜の花が咲き誇ります。
また、三春には滝桜以外にも、芹ヶ沢桜をはじめとした見事な桜がたくさんあり、町全体が桜の名所となっています。
17.【秋田】刺巻湿原
広さ約3haの湿地帯一面に咲く、刺巻湿原のミズバショウ。湿地内には遊歩道が設けられ、気軽に花を観賞できます。見頃の4月中旬から5月上旬には「刺巻水ばしょう祭り」が開催され、郷土料理や特産品などが販売されますよ。
田沢湖や抱返り渓谷、角館などにあわせて訪れるのもおすすめ。名湯として知られる乳頭温泉郷も刺巻湿原の近くです。
18.【岐阜】樽見鉄道・根尾の淡墨桜
岐阜県の西濃エリアを走る「樽見鉄道」では、ローカル線ならではの自然溢れる風景が楽しめます。訪れるのにおすすめの時期は、桜が咲く4月初旬〜中旬頃。沿線には写真に収めたくなる春の風景が点在しています。
日本三大桜の一つにあげられる「根尾の淡墨桜」も、終点の樽見駅より徒歩15分ほどでアクセスできます。