企業年金は私的年金の一つ

国民年金や厚生年金が「公的年金」と呼ばれる一方で、一部の人が加入する「私的年金」と呼ばれる年金もあります。

私的年金は、この公的年金に上乗せしてもらえる年金のことで、「企業年金」も私的年金の一つです。企業独自の制度となり、導入している会社とそうでない会社がある一方で、企業年金と退職金が両方ある企業もあります。また企業年金制度を導入している企業は全体の約3割です。

受給できる企業年金の平均金額は、企業年金のみの場合で1,828万円、退職金と企業年金を合わせた場合だと2,357万円(年金部分は現在価値)です。

詳細はこちら。
企業年金っていくらもらえる?受取額の平均は……(2019/11/15公開)

年金制度をよく理解してカスタマイズしよう

定年後の生活を支える年金制度。「わかりにくい」と言って避けるのではなく、自ら知ろうとすることが大切です。年金制度をよく理解することで、受給できる金額にも差が出てきます。私的年金を利用したり、定年後も働いたりと、人生設計と共に年金制度の利用方法もカスタマイズしましょう。

文・fuelle編集部

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